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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 大阪府出身。父が創業した塗装工事の会社を30代初めから手伝い、父の病気療養に伴って代表に就任した。工場や各種施設の塗床工事、コンクリート・アスファルト塗装、屋上・ベランダの防水塗装を中心に事業を展開。大手自動車メーカーとも取り引き実績を持つ。現在は法人化を見据えて活動中。【ホームページ
 
 
 
かつては「一番やりたくなかった」という家業である塗装業の道に30代初めから入門し、持ち前の責任感と現場仕事への細かい気配りの力を発揮。10年間の経験を重ねるうちに、自分とスタッフの技術に揺るぎない自信を持つまでになった、北摂テックの岡野正隆代表。塗床工事、アスファルト塗装、防水塗装などの業務で各所から高い信頼を集めている同社の、これまでの歩みと現在、将来について岡野代表に語ってもらった。
 
 
 

父の創業した仕事を30代で受け継ぎ独立へ

 
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インタビュアー タージン(タレント)
タージン 北摂テックさんは塗床工事などを手がけているとうかがいました。塗装というとペンキ塗りが真っ先に思い浮かびますけど、それとは少し異なることをしてらっしゃるそうですね。
 
岡野 はい。北摂テックが行っているのは塗装業の中でも特殊なジャンルで、施設などの塗床の他、コンクリートやアスファルト面の塗装、屋上やベランダなどの防水塗装をメインの仕事にしています。
 
タージン それは興味深い。お話が楽しみです! その前にまず、岡野代表のこれまでの歩みをうかがいたいです。北摂テックさんは岡野代表が創業されたのですか?
 
岡野 いえ、前身は岡野工業と言いまして、父が創業した会社です。私はもともと料理の仕事がしたくて、10代の終わりから数年間、フランス料理の修業をしていましてね。ただ、厳しい環境に適応しきれずに挫折してしまったんです。それで、30代の初めまではいろいろな職を経験しました。最後に勤めていた建築関係の会社が倒産してしまったとき、父から「一緒にやらないか」と誘われたんです。
 
タージン 転機が訪れたわけですね。それで、家業である塗装工事の修業を始めたと。
 
岡野 はい。1年経った頃に父が病に倒れ、結局、私が全面的に引き継ぐことになったんです。子どもの頃から父がくたくたになるまで働いて帰ってくる姿を見ていたので、正直、塗装業は自分にとって一番やりたくない仕事でした。朝も早いし、世間一般が休みの日に働くことが多いですからね。でも、父の現場復帰が難しくなって、きっぱりと気持ちを切り替えました。注文も複数抱えていましたから、息子の私が途中で逃げ出すわけにはいかないぞと。