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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
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インタビュアー 矢部美穂(タレント)
矢部 アニョハセヨ! 最近、私も韓国語を習い始めたので、今日は金世煥(キム セファン)院長を「金先生」、同席いただいている講師の大島芽美さんも「大島先生」とお呼びしますね! 金先生が京都にハングルゴインドル韓国語学院を開いたのは2011年だとうかがいました。来日当初から、語学教室を運営するおつもりだったんですか?
 
 いえ、私はもともと建築設計の仕事をしていました。私の妻は日本人で、彼女がソウルに語学留学していた頃に知り合って結婚し、妻の出身地である京都に来たのが2003年です。その2年後には日本の設計事務所に就職し、大きなプロジェクトも任せてもらえるようになりました。しかし、7年後、妻にも相談しないまま語学教室を始める決意をしたんです。
 
矢部 どうしてまた、そんなご決断を?
 
 就職が決まる以前、韓国語講師のアルバイトをしていた経験から、言葉を通じて、もっと人間関係を広げたいと思ったんです。せっかく日本に住む以上、この国でたくさんの人と知り合いたい。設計の仕事でもできるけれど、語学を通じて新しいコミュニケーションの可能性が開かれるのは、また格別ですからね。
 
矢部 なるほど。そういえば金先生は来日後に日本語を学ばれたとか。すごくお上手です。やはり語学が得意なんでしょうね。
 
 それが、むしろ語学の勉強は苦手で(笑)。英語もそうでしたし、日本語だって、最初はなかなか上達しませんでした。だから、教室の生徒さんにもよく言います。「私でもなんとかなったんだから、大丈夫」って(笑)。
 
矢部 そうか、だからこそ語学が苦手な人にもわかりやすい指導ができるんですね。大島先生は、どんなきっかけで金先生と知り合ったんですか?
 
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韓国伝統餅アーティストでもある大島芽美先生
大島 通っていた韓国語教室で、私も金先生に韓国語を教わっていたんです。
 
 生徒に韓国語で発表してもらう授業があり、彼女はその時、韓国餅の話をしてくれました。日本で韓国料理や韓流ドラマをはじめ、様々な文化が紹介されているものの、韓国特有のお餅のことはほとんど知られていません。ちょうど、言葉を知るうえで、その国の文化を知ることの大切さも広めていきたいと思っていたので、イベントから手伝ってもらえないかと声をかけたんですよ。
 
大島 韓国ではことわざにもお餅がよく出てきますし、文化との関係が深いんですよ。そのことを知って興味を持ち、現在は韓国餅アートも手がけています。