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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 神奈川県出身。1983年に(株)ヤマトに入社。以降、主に出版社担当として営業に従事する。2016年に創業以来初となるプロパーから取締役社長に就任し積極的なプロモーション活動を展開。紙の視点でサブカルチャーを捉えたフリーペーパー『サブカミチャー』を創刊する。世界的折り紙作家とのコラボレーションも手がけて好評を博すなど、現代の価値観に合わせた紙の魅力を発信している。【ホームページ
 
 
 
書籍の電子化やWebでの情報配信が台頭してきた昨今であるが、従来の紙媒体の愛好家も多い。手にしたときの重みや手触り。そしてページをめくるときの音など、紙の書籍にしかない魅力は、挙げれば尽きることがない。株式会社ヤマトの金子常信取締役社長は、そうした紙の魅力を“色気”と表現する。日常の中にある紙のことをつい知った気でいる我々にとって、業界一筋で歩んできた金子社長の話は奥深く、新たな発見に満ちている。
 
 
 

初のプロパー社長として

 
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インタビュアー 宮地真緒(女優)
宮地 紙の卸会社である株式会社ヤマトさん。有名な企業さんとたくさんお取り引きされているんですね。
 
金子 弊社は下町の雰囲気が残る中央区新富で、大正9年、西暦1920年に創業しました。2020年のオリンピックイヤーに100周年を迎える老舗企業です。私は1983年の入社以来、この営業一筋でやってきました。
 
宮地 とても歴史ある企業ですね。何でも金子社長はそれだけ長い歴史の中で、初めてのプロパー社長だと聞きました。それこそ、「歴史が動いた」と言っても過言じゃありませんね。
 
金子 そんな大げさなものじゃないですよ(笑)。ただ、時代のほうは確実に動いていますよね。この近辺は、私が入社した頃、印刷会社や製本会社が多かった地域です。バブル時代に郊外に移転された会社も多かったですが、それより昨今は紙離れで皆さん苦労されていますね。「このままじゃいかん、みんなで力を合わせて頑張っていこう」という雰囲気になっています。
 
宮地 みんなで業界を何とかしようと、気合を入れ直しているんですね。
 
 
 
 

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