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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 東京都出身。大学時代は大阪で過ごし、卒業後はフリーのカメラマンとして活動。後に十一屋総本店の二代目である父に請われて家業を手伝うようになり、2007年に代表職を引き継いだ。伝統漬物を扱う傍らで、新しい食材、新しい漬物の発掘にも精力を注ぐ。味覚を研ぎ澄ませるため、たばこも酒も一切口にしない。東京都中央卸売市場築地商業協同組合の副理事長も務める。【ホームページ
 
 
 
握り鮨の添え物として欠かせないガリ。ガリは地域や店によって、味や色、歯ごたえに差があることをご存じだろうか。本場・江戸前の鮨職人から絶大な人気を誇るのが、築地の漬物店、株式会社十一屋総本店の扱う無色のガリ。旬に収穫された良質の生姜のみを用いた同社自慢のガリだ。その他にも、原料や漬け方にとことんこだわった漬物を豊富に扱う同社には、味に妥協しないプロの料理人が数多く足を運ぶ。
 
 
 

戦前から暖簾が続く築地の漬物専門店

 
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インタビュアー 川﨑麻世(タレント)
川﨑 今日は東京都中央卸売市場築地市場に店を構える老舗の漬物店「十一屋(じゅういちや)総本店」さんにお邪魔できると聞いて、楽しみに参りました。何でも、ご創業は戦前にさかのぼるとか。
 
塩田 はい、1943年の創業で、初代である祖母が、中央区の佃島でつくられた佃煮を扱ったのが起こりと聞いています。その後を父が継ぎ、法人化したのが1965年のこと。歴史は長いものの、築地市場には開設当時から入っておられるお店がたくさんありますので、市場では後発組と言えます。私は入社30年経っても、未だ若造扱いですよ(笑)。
 
川﨑 築地市場にはご年配の方も多く働いておられますものね。ところで、僕は漬物が大好きで、今朝も自分で漬けた野菜を食べてきたんですよ。
 
塩田 それは嬉しいですね。弊社では鮨店のガリやべったら漬けにとりわけ自信を持っている他、珍しい漬物も扱っていますので、今日はそのあたりを中心に試食をご用意しましょう。
 
川﨑 それは楽しみだなあ。築地以外にも店舗は持たれているのですか。
 
塩田 はい。千葉県船橋市の中央卸売市場と、楽天市場にも出店しています。鮨店やホテル、料亭といった飲食店への卸売をメインに、一般の方への小売も行っていますよ。
 
 
 
 

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