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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 和歌山県出身。ミュージシャンを目指して上京し専門学校に入学。在学中にアルバイトで始めた大道具製作の世界に魅了され、卒業後は舞台美術製作会社に就職。2005年に独立し、(株)デフォルメを設立。現在、10人のスタッフを擁し、CM、舞台、イベント等の大道具製作業を展開。広範な人脈ネットワークと充実した福利厚生システムにより、顧客の評価と若手スタッフの信頼を共に獲得している。
 
 
 
業界内の広範なネットワークを駆使した機動力と技術力により、大道具製作に求められる“早く・軽く・強く・安く”の顧客課題に応え、高い評価を得ている(株)デフォルメ。業界の未来を真摯に見据え、独自の視野から舞台美術の魅力を模索する村岡洋紀社長の手にかかるとき、虚構の建造物に過ぎない大道具は魂の込められた創造的なアートへと、その姿を変える。
 
 
 

ステージに立つ側から造る側へ転向

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インタビュアー 山川恵里佳(タレント)

山川 私たちの職場であるステージやセットを造るお仕事をされていると伺いました。村岡社長は、昔から手先が器用だったのですか。
 
村岡 いや、物を作るのは好きでしたが、そんなに器用ではなかったですよ。実は作るどころか、私自身がステージに立ちたいと思っていました(笑)。 バンドブームの頃に音楽をやりたくて上京して、専門学校に通っていた頃にコンサート・スタッフのアルバイトを紹介してもらったのが、この仕事を知るきっかけになりましたね。気付いた頃にはどっぷり浸かっていました(笑)。
 
山川 大道具の仕事って、大変ですよね。舞台裏に入ると、皆さんが仮眠している姿をよくお見かけします。
 
村岡 一番最初に現場に入って、一番最後まで拘束される仕事ですからね。早いときは朝の7~8時にスタジオ入りしてセットを組み、その後に照明さんが入ってライティングを決め、カメラさんが入って位置を決め、タレントさんが入ってリハーサルが始まる、と。で、次の日の撮影本番に向けて監督さんや照明さんから変更や修正を指示されると、どう考えたって突貫作業になる。徹夜は当たり前という世界なんですよね。
 
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『パレットタウン クリスマスツリー 2009』 高さ12m LED使用総数 2万個
点灯期間 : 2009年11月14日(土)~12月25日(金)
点灯時間 : 16:30~24:00  場所 : パレットプラザ(屋外中央広場)
今年もパレットタウンにお目見えしたクリスマスツリー。デフォルメ社の
力作の一つだ。

山川 本当に、寝る暇もないですよね。いつもお世話になってありがとうございます。
 
村岡 いえいえ。スタジオ内での収録ものはまだいいんです。影響のある範囲がタレントさんやスタッフさんのご都合までですから。これがイベント関係の建て込みになると、もっと大変です。一般のお客さんが面白がって触るじゃないですか。ショッピングモールなどの施設内でやりますし、倒壊して怪我人が出れば一大事だからものすごく気を遣います。クリスマスツリーなんぞを請け負ってしまうと、期間中の約1ヶ月は強い風が吹くたびに眠れない夜を過ごしています(笑)。
 
 

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