インタビュアー 矢部美穂（タレント）
長谷川 はい。もともと、娘がペンケースの中がごちゃごちゃして使いづらいと言うので、入れ子式の構造を考え、手づくりしたのが始まりです。すると学校の先生の間で評判になり、注文を受けることになりました。その後、革製品として商品化したんです。
矢部 中にチャック付きの収納をつくることで、仕切りが3つあるペンケースをつくられたのですね。他にはどんな商品があるんでしょう。
長谷川 ペンケースと同じ構造のかばんやポーチのほか、「ZUG（ツーク）」というがま口内蔵のL字ファスナー角財布があります。この財布のファスナーを開けると･･･斜めに入ったがま口が見えるでしょう？
矢部 かわいい！ 小ぶりでデザインもユニークですね。
長谷川 物を出し入れする構造が見どころで、がま口部分は小銭が取り出しやすい浅いつくり、カード収納部は大小のカードが収めやすいよう、あえて底部を縫い合わせていません。よく使うものを取り出しやすい部分に入れられるようになっています。
矢部 ポイントカードなどは、お店によって大きさも違うので、これは助かります。わぁ、鍵や印鑑まで入るんですね。すごい収納力！
整理整頓しやすく使い勝手も抜群！
矢部 整理整頓が苦手でも、長谷川代表考案のポーチやお財布を使う中で、整理の習慣が身に付き、収納の意識が変わっていきそう。そのうち、お部屋の中もすっきりするかもしれませんね。
長谷川 そうですね。目に映る身の回りを整理すると思考や気持ちもクリアになるので、こうした考えも広めていきたいですね。また、バッグや財布が使いづらいと、中身を取り出す際にもたつき、美しくありません。今後は、女性の動作をよりスマートにできるような操作性に優れた商品開発に注力していきたいと思います。
矢部 長谷川代表の手がける商品は機能性だけでなく、デザインもおしゃれなので、今後がとても楽しみです！
「仕事を楽しむ」とは‥
商品をご紹介する際に、整理収納の理論を活かして魅力をしっかりと伝えられていると感じる瞬間が楽しいですね。自分自身の考えが整理できるようになった証拠だなと実感しています（笑）。
（長谷川絵里子）
