※営業目的のお電話は固くお断りいたします。
間下 未就学で障がいおよび発達に遅れがあるお子さまを対象に、日常生活で必要な基本動作を習得するための支援、集団生活への適応訓練などを行うサービスです。当施設では、一人ひとりの課題や発達に合わせた支援をしています。
石黒 障がいを持つお子さんの療育を行っているんですね。間下社長はこの業界に入って長いのでしょうか?
間下 はい。業界経験は今年2024年で9年目になります。専門学校を卒業後、実習での経験から重症心身障害のお子さんを支援したいと思い、地元の大阪で就活をしましたが見つからず、尼崎市の福祉施設へ就職しました。そちらでは主に2歳から18歳までの発達障害や知的障害、重症心身障害のお子さん150人以上の療育に携わってきました。
石黒 自分の目指す仕事に就いて経験を積む中で、独立を決断したのはどうしてですか。
間下 障がいをお持ちのお子さんを支援する中で、障害福祉業界には多くの課題があることに気付いたからです。ただ、福祉といえども企業ですから、経営を維持するために多くの制約があったんです。それで、自分が理想とするサービスを提供しながら、お子さんや保護者の方々、従業員、みんなが幸せになれるような事業をしようと思い、2023年に弊社を立ち上げました。
石黒 業界の課題を改善するために、ご自身が先頭に立つことにしたんですね。
間下 はい。私たちは通所してくださるお子さんが将来的に、幼稚園や保育園、小学校に進学し、健常児と一緒に成長してもらいたいと思っています。そのために1番重要な身辺自立の確立を第一の目標に療育を行っています。障がいの有無にかかわらず、幼少期は人格形成にとても大切な時期です。お子さんの内面に寄り添い得意分野を伸ばすことを大事にしています。障がいを持つお子さんは特定の分野で突出した才能を持っていることも多いので、得意なことを伸ばし、その長所を生かして社会で活躍してもらいたいですね。
石黒 長所を伸ばすこと。そしてその長所を見出してくれる人の存在って大事ですよね。私は幼稚園の時にヤマハのスクールに通っていて、その時の先生が「この子は歌が上手だから合唱団に入れたほうがいい」と両親に伝えてくれたんです。私はそれがきっかけで歌手を目指すことになりました。間下社長のように個性を認めてくれる存在は、お子さんにとって非常に大切なことだと思います。
石黒 長所を伸ばすこと。そしてその長所を見出してくれる人の存在って大事ですよね。私は幼稚園の時にヤマハのスクールに通っていて、その時の先生が「この子は歌が上手だから合唱団に入れたほうがいい」と両親に伝えてくれたんです。私はそれがきっかけで歌手を目指すことになりました。間下社長のように個性を認めてくれる存在は、お子さんにとって非常に大切なことだと思います。