※営業目的のお電話は固くお断りいたします。
仲 私は小学生の頃より長らく書道を学んできました。その経験を活かして結婚後に自宅で書道教室を始めたところ、あっという間に生徒数が100人に達したんです。その後、1984年にこの場所に移転し、カルチャースクールとしてさまざまな教室を開くに至りました。現在では外国人の方々をはじめ、当初から通ってくださっている70代の方や小さなお子さんまで、いろいろな国籍と年代の生徒さんに指導しております。
亀山 長年にわたり多くの生徒さんを教えてこられたのですね。最近では日本人以上に日本文化を熱心に学ぶ外国人が多い印象です。実情はいかがでしょうか?
仲 まさにおっしゃる通りで、当教室の生徒さんの多くは外国人の方なんです。フランス人、イタリア人、アメリカ人、オーストラリア人、スペイン人、メキシコ人、エクアドル人、グアテマラ人、チリ人など、多様な国の人たちが毎日集う国際交流の場となっています。外国人の方々に向けた日本語教室では、言葉の意味を一から伝えることで、日本語の基礎から応用までをしっかりと身に付けてもらっているんです。その中で、日本語の魅力も体感できるように工夫しています。さらに、日本語能力試験の合格を目指すための短期集中講座も開設していますよ。
亀山 さまざまな国籍の生徒さんに、真摯に日本語を教えておられるのですね。仲先生の具体的な指導スタイルが気になります。
仲 書道教室でも、単にお手本の形を参考にして模写をするのではなく、言葉を理解してから書いていただくことを大切にしています。そのため、漢字一つひとつの意味をこちらが書き記して説明するなど、毎月オリジナルの教材もつくって指導しているんです。例えば「富士山」なら、大きくて美しい風景のイメージを膨らませながら筆をとっていただきます。それがまだ難しいという方には、日本語教室のほうでより初歩的な部分からお教えしていますよ。
仲 書道教室でも、単にお手本の形を参考にして模写をするのではなく、言葉を理解してから書いていただくことを大切にしています。そのため、漢字一つひとつの意味をこちらが書き記して説明するなど、毎月オリジナルの教材もつくって指導しているんです。例えば「富士山」なら、大きくて美しい風景のイメージを膨らませながら筆をとっていただきます。それがまだ難しいという方には、日本語教室のほうでより初歩的な部分からお教えしていますよ。