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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

がん患者を救う希望の星 早期発見と免疫再生医療
株式会社Immprex 代表取締役 箸尾浩至

 
プロフィール 祖父をがんで亡くした経験を機に、がんにおける免疫・再生医療の必要性を強く感じ、2022年11月に(株)Immprexを設立した。自身がそれまで培ってきたプログラム・マーケティングの手法を活かし、現在日本では高額となる最先端の治療を安価で受けられる会員制サービスを構築。早期発見と最先端の治療を組み合わせ、多くのがん患者をサポートしている。【ホームページ
 
 
 
「2030年以降、がんは風邪程度の病気になる」を持論とする、株式会社Immprex(インプレックス)の箸尾浩至代表取締役。そのためには、がんの早期発見と最先端の治療という2つの条件をクリアしなければならない。そこで生まれたのが、アラジンシステムである。月会費で一人ひとりがシステムを支え、有事の際は会員の命を医療チームが守るアラジンネットワークを全国に広げ、多くのがん患者を救うことに注力している。
 
 
 

免疫・再生医療でもっと多くの人を救いたい

 
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インタビュアー 濱中治(野球解説者)
濱中 免疫・再生医療を広く社会に提供しようと尽力されている株式会社Immprexの箸尾社長にお話をうかがいます。この免疫・再生医療というのは、何に対して行われるものなのでしょうか。
 
箸尾 免疫・再生医療はさまざまな分野で期待されている中で、我々が現在力を入れているのは、がんに対する治療です。がんの宣告を受ける方は、年間100万人ほどもいらっしゃるんですよ。その中には、もちろん働き盛りの方もいらっしゃいますし、お子さんもいらっしゃいます。治るのなら、治せるのなら、どのような治療でも受けたいとおっしゃる方ばかりです。そのような方々を一人でも多く免疫・再生医療の力で救いたいと思っています。
 
濱中 免疫・再生医療というとかなり高額で、富裕層しか受けられないイメージです。もしも実際に治療を受けるとしたら、どのくらいの金額で可能なんでしょうか。
 
箸尾 通常ですと1クール、すなわち3ヶ月半の治療の相場で、約300~400万円くらいかかりますね。
 
濱中 数百万円ですか・・・。うーん、かなりハードルが高いことはわかっていたものの、やはり高額ですね。