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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

バイクへの情熱あふれる カスタムショップ運営
株式会社YHワークス/飯田レーシングファクトリー 代表取締役 飯田弘樹

 
プロフィール 神奈川県出身。父の影響によってバイクに興味を持ち、自身で修理を行うなど、バイクに熱中する学生時代を過ごす。高校卒業後、バイクの修理会社に勤務しメカニックとしての経験を積んだ。のちに独立し、(株)YHワークスを設立。バイクのカスタム・メンテナンスやオリジナルパーツ製作・販売などを手がける飯田レーシングファクトリーの運営を行っている。【ホームページ
 
 
 
父の影響からバイクの魅力にハマり、バイクに夢中になった学生時代を過ごしたと語るのは、神奈川県川崎市にあるバイクショップ・飯田レーシングファクトリーの運営を行う株式会社YH(ワイエイチ)ワークスの代表取締役、飯田弘樹氏だ。かつて交際していた女性の向上心に感化され、バイク業界で長く語り継がれる存在になりたいと一念発起したという飯田社長。その胸の内には並々ならぬバイクへの愛情と、仕事への熱い思いがあった。
 
 
 

亡き父への思いがこもったカスタムショップ

 
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インタビュアー 嶋大輔(タレント)
 バイクのカスタム・メンテナンスショップである飯田レーシングファクトリーを運営する株式会社YHワークスさん。飯田社長はきっと、もともとバイクがお好きなのでしょうね。
 
飯田 実は高校生になるまではそれほど興味がなかったんですよ(笑)。ただ、私の父が大のバイク好きで、自身で修理やカスタマイズをしていたこともあり、その影響で次第にハマっていきました。子どもの頃はミニ四駆やラジコンをつくるのが好きだったので、素養はあったのかもしれませんね。
 
 なるほど。お父様による影響が強かったんですね。
 
飯田 父に勧められて16歳で免許を取得し、高校時代はずっとバイクに夢中でした。高校卒業後はバイクの修理会社でメカニックとして働き、経験を積んだんです。その後、父が定年退職を迎えるタイミングで私も独立し、二人で会社を経営しようと話していたところ、残念ながら父は定年を目前にした58歳のときにガンで亡くなりまして。一緒に経営する夢は叶わなかったものの、社名には、父の名前である勇一と私の名前、弘樹の頭文字を冠しました。
 
 そうだったんですか。現在でも心はお父様との二人三脚であるという飯田社長の思いがしっかりと伝わってきました。