海外のコンテナ文化に魅了されて
齋藤 ありがとうございます。コンテナを並べたり重ねたりして、事務所兼ショールームとして使っているんですよ。
駒田 すごい。コンテナの奥深さを感じて、早くもワクワクしてきました! まずは齋藤社長の歩みをお聞かせください。
齋藤 建築の学校を出て、内装の会社に就職したのが社会人の第一歩です。26歳で退職し、父が経営していたレストランの経営に加わりました。飲食業に携わるうち、「飲食店は内装ありきだな」と気が付きまして。30歳の時に弊社を設立して、内装部門と飲食部門を開設しました。
駒田 ご経験を存分に活かせる新しい形の会社を立ち上げたわけですね。そこからコンテナビジネスにはどのように行き着いたのでしょうか。
齋藤 以前、オーストラリアを訪れた際、あらゆる場所でコンテナを利用しているのを見て驚いたんです。お店だったり、宿だったり、さまざまな用途で使われているコンテナ文化に惹かれ、ずっと頭の片隅に構想としてあったものを、このたび新しい事業としてスタートさせました。