B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

自在にカスタマイズ! 夢が広がるコンテナ活用
有限会社未来図 代表取締役 齋藤裕昭

 
プロフィール 神奈川県出身。建築会社から脱サラした父が営む飲食店の手伝いをしながら学生時代を過ごす。その後、自身も建築を学び、内装会社に就職。営業職として日本全国を駆け回る日々を送った。26歳の時、父の飲食店経営に加わり、飲食と内装の親和性に着目。30歳で(有)未来図を立ち上げた。2020年12月にコンテナ事業をスタート。【ホームページ
 
 
 
ガレージハウスに店舗に宿泊施設。輸送用コンテナを使った新しいビジネスに今、注目が集まりつつある。海外で触れた多彩なコンテナの用途に刺激を受けたという有限会社未来図の代表取締役・齋藤裕昭氏は、2020年末よりコンテナ事業を始めた。もともと内装工事をメインにしていた同社の経験とセンスを活かし、コンテナの製作を一から行う。コンテナの持つ無限の可能性、今後の展望について、齋藤社長にうかがった。
 
 
 

海外のコンテナ文化に魅了されて

 
glay-s1top.jpg
インタビュアー 駒田徳広(野球解説者)
駒田 内装業や飲食業を手がける有限会社未来図さんでは、2020年より新事業としてコンテナの製作・販売を始められたそうですね。今日はそちらのお話を詳しくうかがいたいと思います。それにしても、おしゃれな事務所ですね! こちらも全部コンテナでできているんですか?
 
齋藤 ありがとうございます。コンテナを並べたり重ねたりして、事務所兼ショールームとして使っているんですよ。
 
駒田 すごい。コンテナの奥深さを感じて、早くもワクワクしてきました! まずは齋藤社長の歩みをお聞かせください。
 
齋藤 建築の学校を出て、内装の会社に就職したのが社会人の第一歩です。26歳で退職し、父が経営していたレストランの経営に加わりました。飲食業に携わるうち、「飲食店は内装ありきだな」と気が付きまして。30歳の時に弊社を設立して、内装部門と飲食部門を開設しました。
 
駒田 ご経験を存分に活かせる新しい形の会社を立ち上げたわけですね。そこからコンテナビジネスにはどのように行き着いたのでしょうか。
 
齋藤 以前、オーストラリアを訪れた際、あらゆる場所でコンテナを利用しているのを見て驚いたんです。お店だったり、宿だったり、さまざまな用途で使われているコンテナ文化に惹かれ、ずっと頭の片隅に構想としてあったものを、このたび新しい事業としてスタートさせました。