亀山　デントリペアという素晴らしい技術が日本ではあまり認知されていないのは、もったいないですね。
 
安井　おっしゃる通りです。ただ、最近では少しずつ雑誌にも取り上げられるようになって注目度も上がりつつあるんですよ。先日、大阪でデントリペアの技術を競う大会も開催されましてね。同じへこみのある車を何台か用意して、制限時間内にどれだけきれいに修復できるかを競うんです。おもしろいもので、同じような作業をしているのに人によって仕上がりが全然違うんですよね。まだまだ私も精進して技術を磨き続けたいと思っています！
 
亀山　頼もしいお言葉です。安井代表がお仕事で一番大切にしていることは何ですか？
 
安井　お客様と丁寧なコミュニケーションを心がけることです。私自身も車が大好き。これまで培ってきた知識と技術を最大限活かして、お客様と、そしてお客様の愛車としっかり対話していきたいですね。
 
亀山　お客さんに加えて車とも対話とは、安井代表らしいお言葉だ！　良い意味で職人っぽくない、接しやすいお人柄だからこそ、お客さんも安心して相談できますよね。
 
安井　技術にこだわる職人魂はそのままに、お客様のご要望にできるだけ寄り添う柔軟性を持ち合わせたい。それが、私の仕事のスタイルです。
 
亀山　熱い情熱を持ってお仕事に取り組まれているのが伝わってきますよ。今後の目標があれば、ぜひ教えてください。