インタビュアー 水野裕子（タレント）
松島 はい、歯医者らしくなく、また通いたいと思えるような美容室をイメージしてつくりました。私の父も歯科医で継承も考えたものの、新しい形のクリニックをつくりたかったので、独立開業を選びました。
水野 リラックスできる素敵な空間です。診察室は天井まで仕切られているのでプライバシーが守られますし、部屋によってシートの色が違うところに遊び心を感じますね。
松島 お子さんに対しても、通うたびに発見があるような空間づくりを考えました。また、年齢に合わせたブラッシング指導を行い、“自分で歯を守る力”を育てていきます。
水野 歯は一生付き合っていくものですから、若い時期から正しい歯ブラシ習慣を身につけることは大事ですよね。
松島 おっしゃる通りです。当院では虫歯、矯正、顎関節症、インプラントのほか、お口に関わるすべてのお悩みに対応している中で、最も注力しているのは歯ブラシ指導です。歯は替えのきかない“消耗品”だからこそ、守っていく方法を学ぶべきだと考えています。
水野 松島院長が、最も患者さんにお伝えしたいことはなんでしょうか？
水野 歯科医さんだけが頑張っても、歯の健康はキープ・改善できないから、歯磨きをしっかり覚えて自分の歯を守っていくことが大切ですよね。
松島 患者さんと一緒に歯を守ることが歯科医の役割だと考えています。また歯科自体も、歯の治療からキープ・メンテナンスへ比重が変わりつつあります。患者さんに対しては、生活スタイルや価値観はもちろん、将来どうなるかまで見据えて、最適な治療を一緒に考えます。
水野 歯の予防という基本を重視しつつ、新感覚のクリニックを目指されていることがとても伝わってきました。これからも患者さんと二人三脚で歩んでいってくださいね！
「仕事を楽しむ」とは‥
仕事として意識してしまうと楽しめないので、仕事という枠にとらわれず、自分の人生の一部として考えることが大切だなと思います。
（松島健人）
