岩崎　本日はSAKAINO（サカイノ）グループの榛名のたまごさんにお邪魔し、生まれて間もないヒヨコたちと対面しています。とにかくかわいい！
 
境野　ありがとうございます。私たちは養鶏業をメインとする会社のグループ企業で、卵を産む採卵鶏を育成しています。グループ11社のすべての施設で、およそ1500万羽のニワトリを育てているんです。ヒナから育成する養鶏場は少ないんですよ。
 
岩崎　1500万羽！　私を含め、一般の方はヒヨコと接する機会はめったにありません。久しぶりに“命”の姿を目にして感動しました。
 
境野　まさに命の源であるニワトリさんたちを丁寧に育てています。卵はみなさんの身体に入る食品ですから、厳しい衛生基準のもと管理を徹底していますよ。美味しいのはもちろん、新鮮で安心してお召し上がりいただける卵をお届けするための努力は惜しみません。
 
岩崎　私や家族も卵が大好きです。特に卵かけご飯は手軽で栄養価も高く、よく食卓に上がります。
 
境野　私も大好きです。ただ、やはり海外では生卵への抵抗感は根強く残っています。留学先のイギリスでも、卵かけご飯を食べることができませんでした。あらためて日本の卵の希少性を知る機会となりましたね。先ほどもお伝えしたように、生産農場とGPセンターではHACCPの認証をはじめ、自社で徹底した生産衛生管理システムを実践しています。だからこそ、新鮮で安全な卵をお届けできるのだと自負していますので、この技術を強みに海外への進出を推進しているんです。
 
岩崎　海外で卵と言えば、熱を通して食べるものと考えられています。そのため衛生面も重視されていないのかもしれませんね。