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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

顧客をハッピーにしたい 個性豊かな焼きたてパン
株式会社プレジール/こむぎのもりブンブン 代表取締役 地主直樹

 
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インタビュアー 名高達男(俳優)
名高 神奈川県大和市のベーカリー、こむぎのもりブンブンさん。お店に入った瞬間からパンのいい香りがしていて、とってもおいしそうです! 種類もたくさんありますね。
 
地主 70種類くらいありまして、一番人気なのが、こちらの甘いデニッシュです。
 
名高 これは、おいしそうだなぁ。それにしても、1種類に対して並んでいる個数は少ない印象を受けました。何か理由があるのでしょうか?
 
地主 やはり、焼きたてを食べてもらいたいという気持ちが強いので、少ない個数で並べて回転数を上げることで、常に焼きたてのものをお出しできるようにしているんです。
 
名高 なるほど! しかし、効率を考えると、同じ種類のものを一度にたくさん焼き上げてしまうほうが楽ですよね。
 
地主 それはその通りです。でも、たとえ手がかかっても、これが当店の譲れないこだわりですからね。食べた方に感動してもらえるレベルのパンを常に提供していたいと思っています。これも、人手があってこそできること。日々一緒に働いてくれている従業員には感謝していますよ。
 
名高 一緒に店を盛り上げる従業員の方々には、普段どういった指導をされていますか?
 
地主 日頃から「お客様をハッピーにするために取り組もう」と伝えています。「食べておいしい」、「選んで楽しい」など、当店を訪れることで、お客様にはハッピーな気持ちになってもらいたいんです。実は、当店の商品には従業員が考案したパンも多いんですよ。私では思いつかないようなアイデアもあり、いい刺激になります。
 
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名高 自分が考えたものが形になり、それが実際に店頭に並ぶとなると従業員の方も働きがいがありますよね。
 
地主 そうですね。私が大切にしているのは、従業員たちが自信と誇りを持って働ける職場。従業員一人ひとりが、個性を生かして働ける環境づくりをしたいと考えています。
 
名高 地主代表は、パン職人としてはもちろん、経営者としても素晴らしい視点をお持ちですね。今後は、どのような展開を考えておられますか?
 
地主 現在、農家さんの規格外野菜とパンが楽しめるレストランを開きたいと考えているんです。
 
名高 それはいいですね! お客さんがどんどん集う場所になればいいですよね。お話をうかがっていて、パンは作り手のいろんな個性を出せて夢があるし、すごくおもしろいなとワクワクしてきました。レストランもぜひ、実現させてください!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
自分の理想を掲げて、そこに到達するためにさまざまな問題をクリアしていく過程がおもしろいと感じます。パンのことはもちろん、従業員の個性が輝く環境づくりなど含めて、これからも理想を叶えていきたいですね。
(地主直樹)
 

:: 企業情報 ::

株式会社プレジール/こむぎのもりブンブン

〒242-0022 神奈川県大和市柳橋1-4-7 ドエルコスモ1F

ホームページ
http://komuginomori-bunbun.com/ (こむぎのもりブンブン)