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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

奥深い“焼き”の技術 本格うなぎをお手頃に!
浜jin 代表 濵島大輔

 
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インタビュアー 矢部美穂(タレント)
矢部 愛知県大府市北崎町で炭焼きうなぎを販売する、浜jin(はまじん)さん。名古屋からのアクセスが便利な場所に、こんなに自然豊かなエリアがあるんですね。濵島代表は、料理人歴25年、“焼き”の技術に磨きをかけてきた、強い“うなぎ愛”をお持ちの方だと聞き、楽しみにして来ました。このキッチンカーも、シックで素敵です。
 
濵島 このキッチンカーはうなぎの色をイメージして私がデザインしたんです。イベント時を除き、こちらに店舗を構えて営業しています。ご予約いただいたらドライブスルーですぐにうなぎをご提供できますし、イートインスペースでも召し上がっていただけます。今、朝割いたうなぎを900℃~1000℃に熱した炭で焼いていますから、少しお待ちくださいね。
 
矢部 タレのいい香りがたまりません! 焼く過程を見ているのも楽しいですね。
 
濵島 車の中で焼くこともあれば、お客様の前に炉を下ろして実演する場合もあるんですよ。ちなみにタレは修業先のうなぎ店がお店を閉める際に受け継いだ、120年継ぎ足しのタレです。そこに当店オリジナルのエッセンスを加えて、さっぱりした風味に仕上げました。さあ、矢部さん、召し上がってください。
 
矢部 注文から提供までがすごく早いから、熱々の焼きたてを堪能できるのも嬉しいです。立派で、脂のノリも抜群! さっそくいただきます。――おいしいし、身がふわふわ! 脂も上質でしつこくなくてちょうどいいです。こちらの松弁当で2990円だとか?
 
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濵島 はい。当店では極重、松、上竹、竹、梅の各お弁当と長焼き、肝焼きをご用意しています。こちらの松弁当は1㎏あたりで3.5尾となるサイズのうなぎを1尾使用しているんですよ。大きめのうなぎを扱っており、季節により脂ののりが異なるので焼き加減を炭火で調整しております。
 
矢部 破格のサイズとお値段に驚きました(笑)。それにしても、この焼き加減は相当修業されないと実現できませんよ。これまでうなぎ料理一筋で腕を磨いて来られたのでしょうね。
 
濵島 実はフレンチのシェフに憧れて、19歳で渡仏したんです。
 
矢部 え!? フレンチのシェフが、どういう経緯でうなぎにたどり着かれたのか、気になります。