インタビュアー 八重樫東（元ボクシング世界王者）
中川 ありがとうございます。私は18歳で建設業界に飛び込んで21歳で独立し、6年前の2017年に40歳で弊社を創業しました。その後、スタッフを8名まで増やし事業を拡大しました。
八重樫 そのために欠かせないのは職人さんの技術を上げることですね。
中川 その通りです。この業界は新築かリフォームかに偏る会社が多い中、弊社は両方を施工できる技術向上の仕組みと、コミュニケーションを大切にする組織づくりを重視。私とスタッフが日々の会話や会議で、すぐに意見を交換できる効率的で柔軟性のある会社を意識しています。これはお客様に対しても同じです。ご要望を丁寧にヒアリングし、スピーディに対応することを大事にしています。
八重樫 職人さんと会社が同時に成長し、お客さんの暮らしに貢献できるのはいいですね。
中川 そのために弊社は職人を社員として雇用していて、完全自社施工を実現しました。現場を離れても細部まで私の目が届き、近い距離で職人と接することができるこの環境が、他社との大きな差別化になっているんです。
八重樫 福利厚生が充実した社員なら、職人さんも安心して施工に集中できますよ。
中川 起業してスタッフを率いる立場になったことで、「スタッフを守る」という責任感が芽生えました。自分を支えてくれた職人や専務である姉のおかげで今がありますし、弊社に来てくれた職人には感謝の気持ちでいっぱいです。必ず社員の生活を守るという責任を果たすため、今後ますます会社を発展させ、地域のためにも次世代につなぎたいと思います。
中川 まずは座間市と私が住む相模原市で、地域貢献に力を入れたいと考えています。先日は座間市の公園でひまわりを植える活動をしてきました。Instagramでも紹介しているので、ぜひご覧ください。私の信念は、仕事でも仕事以外でも「ありがとう」と言われる活動ができる人・企業になることです。地域にしっかりと根付くことで、息の長い安定した会社になれると思っています。
八重樫 コーチとしてボクサーを育成する私と、職人を育てる中川社長には共通点がたくさんありました。地域に根付く企業としてさらに発展してください！
「仕事を楽しむ」とは‥
起業してみて、仕事をする中で関わった人たちが喜んでくれることがモチベーションとなり、自身の成長にもなりました。今は、自分も含め、スタッフが成長していく様子を見るのが楽しみになっています。
（中川晋也）
