プロフィール 広島県出身。高校卒業後にアメリカへ語学留学し、9年近くを過ごす。帰国後は自宅や大型マンションの住民サークル、個人レッスンで英語講師を務めたほか、夫の転勤先である台湾でも日本人学校のボランティア英語講師として活動した。2019年8月(株)E-PLACEを設立。千葉県習志野市に英会話スクールと併設のカフェをオープンした。【ホームページ】
カフェ併設の英会話スクール「E+PLACE ENGLISH&CAFE(イープレイス イングリッシュアンドカフェ)」を運営する株式会社E-PLACEの瀬戸口真弓代表取締役は、長期アメリカ留学から帰国後、誰にでも英語を楽しく学んでもらおうと、各所で英会話講師を務めてきた。現在の教室では、多くの日本人が知らない発音ルール、フォニックスに基づくレッスンが好評。そんな瀬戸口代表に、これまでの歩みやスクールのこと、社名・店名の“E”に込めたモットーについても語ってもらった。
高校卒業後に単身渡米し本物の英語に触れる
瀬戸口 はい。私は以前から市内で英会話を教えていました。会社勤めの夫がコーヒーを趣味にしていて、定年後も見据えてカフェを開こうか、だったら英会話スクールと併設にしたいね──という話になったんです。よしやろうと決意して、会社を設立し、スクールを開いたのが、昨年11月です。少し遅れて今年1月に、カフェもオープンしました。
吉井 今の活動についてお聞きする前に、まずは瀬戸口代表が英語に興味を持たれたきっかけや、自分のものにするまでの道のりを教えていただけますか?
瀬戸口 外国に興味を持ったのは小学生の頃、祖父母の旅行の写真を見たことが最初のきっかけでした。一緒に見た孫たちの中で、私だけが興奮していたんですよね(笑)。あこがれの海外への一歩は、高校卒業後、語学留学のために一人で向かったアメリカのテキサス州ヒューストンでした。当時、ラテンアメリカの文化にもすごく引かれていたので、メキシコに近い街を選んだんです。日本人が少なく、物価も安いらしいという情報も決め手になりました。