畑山　時代が変わっていくとともに、テクノロジーもどんどん進歩していきます。その中で1つの分野にこだわらず、幅広く柔軟に技術を取り入れていく。そんな御社が、今後の事業を担う社員として求める人材についてもぜひお聞かせください。
 
鵜飼　弊社が新たな人材に求めるのは、スキルや経歴などよりも、まずこの仕事をおもしろいと思って、興味を持ってもらうことですね。例えば、今の世の中「何かをしたい気持ちはあるけど、何をしたらいいかわからない」という若者は少なくないと思うんです。そんな彼らにこそ、まず汗を流して実際にものづくりを体験してほしいんですよ。そして、私と一緒に仕事をすることで「ここなら何かおもしろいことができそうだ」と感じてもらえたら最高ですね。
 
畑山　確かに今、将来への夢や希望を持てない若者が増えているそうですからね。
 
鵜飼　ええ。それから、ぜひ女性にも来ていただきたいですね。一昔前は建築や製造業と言うと男性の現場というイメージが強かったと思います。しかし、弊社では現在、女性の現場監督も活躍しています。確かに、力仕事は難しいかもしれません。でも、女性ならではの目線やアイデアが、今までにない魅力的な製品を生み出すことにもつながります。ですから、弊社ではものづくりに興味のある女性も大歓迎です。
 
畑山　技術だけでなく人材までも柔軟に受け入れていくと。その姿勢は本当に素晴らしいと思います。