田村　中学の時からはほぼ自宅で勉強したことはないですね（笑）。今はオリンピック競技になりましたが、私は中学から大学時代までスケートボードやストリートカルチャーに熱中していたので、スケーターが集まる場所やクラブに通い、そこで地域や世代を超えてたくさんの友人をつくることができました。当時の友人も不動産業界で働いているので協同で仕事をしたり情報交換をしたりと、仕事とプライベートの垣根を越えたお付き合いをしております。
 
杉田　青春時代に得た人とのつながりが仕事にも活かされていると。田村代表はとても親しみやすくて、安心感がありますよね。だから、みなさんから信頼を寄せられているんだなと思います。
 
田村　ありがとうございます。不動産は高額な財産なので、やはり信頼関係がないと相談もできません。私は今の仕事を“仲介会社”や“管理会社”という形式張ったものではなく、お客様に身近な“不動産の駆け込み寺”的存在だと思っています。他の業者が手をこまねく案件にも対応できるノウハウがあると自負していますので、お客様の期待を超える仕事を提供していきたいですね。弊社では一般的な雛形の契約書をそのまま使わずに、契約書や合意書にお客様の要望を組み込めるようにと社名に「アレンジ」と入れております。
 
杉田　確かに、信頼していない人には依頼できませんからね。田村代表のように懇切丁寧に教えてくださると、相談する側は嬉しいと思います。
 
田村　例えばですが、空き家を所有している方がある不動産会社に相談したら「賃貸物件として貸し出そう」と言われ、別の会社では「購入希望者がいるので売り出そう」と、また「新築のアパートを建てませんか」と言われると不動産の知識が少ない方は困りますよね。そこで、土地が持つ価値や所有者の財産・家族構成などからどの方法がお客様にとって最善かを多角的に考え、的確なアドバイスができるよう心がけています。