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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 大阪府出身。サッカーで日本代表を目指すも、高校卒業と同時に引退し大学へ進学。「人ができないことをしたい!」と、2回生の夏休みに大学を中退し広告会社に就職した。求人広告の営業として勤務しつつ、個人で物販や投資、アフィリエイトなどの事業を開始。退社後も不動産の仲介やWebマーケティングなどの分野へビジネスを広げる。個人事業を手がけつつブランド会社をつくろうと決意し、2017年に(株)PRECOを設立した。【ホームページ
 
 
 
トイレや風呂、車やスマートフォンなどあらゆるものを保護し、美しさを保つガラスコーティング。その事業を展開するのが大阪市の株式会社PRECO(プレコ)だ。代表取締役の田畑秀和氏は、コーティングを通じてものを大切にする文化を広めたいと語る。そして、時代を変革し新たな常識を次々と生むために、日本のトップ企業となり、ホールディングス化を視野に入れていると力強く表明してくれた。
 
 
 

起業家として日本一を目指す

 
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インタビュアー 西岡利晃(元ボクシング世界王者)
西岡 大阪市を拠点に、コーティング事業を手がけるPRECOさん。どんなものでもコーティングし、美しさを保つことができるという御社のコーティング技術が気になるところですが・・・まずは、2018年1月現在、25歳と若さあふれる田畑社長の歩みをお聞かせいただけますか。
 
田畑 私は大阪の生まれで、高校時代は日本代表を目指しサッカーに明け暮れていました。しかし、その高校時代に大きな壁にぶつかってサッカーでトップを取ることを諦めてしまいまして。そして今度は起業家として日本一を目指すことに決めました。まずは社会を学ぶために神戸の広告会社に就職したんです。その会社の社長さんには、とても可愛がっていただきました。
 
西岡 そうだったのですね。広告会社では、どのようなお仕事をされたのでしょう?
 
田畑 仕事は宣伝広告の営業です。朝から晩まで店舗や企業を訪ね歩き、経営者の方々と明るく接しながら営業のイロハを学ぶことができました。やがて私は自分のビジネス感覚に自信を持ち、個人で物販や投資、アフィリエイトなど様々な事業を始めました。広告会社を退社後も不動産の仲介、Webマーケティングなどビジネスを広げていったんです。