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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

障がい児の自立心を促す 支援のプロの縦割療育
放課後等デイサービス仁 管理者 藤井明美

※営業目的のお電話は固くお断りいたします。
 
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インタビュアー 狩野恵輔(野球解説者)
狩野 兵庫県揖保郡にある、放課後等デイサービス仁(めぐみ)さん。こちらは、宍粟市で接骨院・高齢者デイサービスの経営を行う宍粟市の大谷大和代表と、児童発達管理責任者の藤井さんが運営する児童通所施設で、保育所等訪問支援もされているそうですね。
 
藤井 はい。「仁」は小学生から高校生までの障がいを持つ子ども、発達に特性のある子どもが利用できる施設です。新事業として、2024年4月に開所しました。
 
狩野 民家を改装した建物は、温かみを感じる落ち着いた空間で、庭が広いのも印象的です。子どもたちが伸び伸びと過ごせそうですよ。
 
藤井 ありがとうございます。私は前職でも発達障がいの子どもや成人を、運動や余暇活動を通じて育成・支援するなど、障がい者福祉に従事してきました。現在の放課後等デイサービスの前身、放課後の児童デイサービスにも立ち上げから加わりました。
 
狩野 まさに児童福祉サービスのパイオニアですね! そのご経験が生かされた「仁」さんの特徴は何でしょう?
 
藤井 「仁」には“慈しみ”、“思いやり”の意味があり、子どもたちが人を愛し、愛される人に育ってほしいという願いを込めてつけました。当所では、日常生活で必要な自立につながる訓練や社会との交流を行いつつ、個々に応じた支援や健全な育成を図っていきます。
 
狩野 季節に応じたプログラムを行い、7月は七夕の飾りや風鈴づくり、カレーづくり、水遊びや運動といった、楽しいインベントが盛りだくさんですね。これらは学年別や障がい別に行われるのですか。
 
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藤井 皆で一緒に行います。学習を除き、皆が同じプログラムを実行する縦割の療育を導入している点も「仁」の大きな特徴です。すると、子どもは“お兄さん・お姉さん”を真似して覚えますし、年上の子が自然に年下の面倒を見るようになり自尊心が芽生えるんですよ。
 
狩野 子どもの自発性を促し、自信につなげる素晴らしい取り組みです!
 
藤井 そうして良好な人間関係の築き方を学べば、生きる術にもつながります。今後は、福祉の専門家の力も借りながら、不登校の子どもが心の拠り所にできるようなサービスを展開したいと考えています。
 
狩野 「仁」さんが、増え続ける不登校児の居場所になるのは心強いですね。人は出会う指導者で大きく変わりますから、ぜひとも藤井さんの貴重なご経験と構想を後進の方々にお伝えして、楽しく学んだ子どもたちに大きく羽ばたいてほしいです!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
子どもたちと一緒に遊ぶこと。教えるのではなく、遊ぶという感覚で子どもたちとの関係を楽しんでいます。
(藤井明美)
 

:: 事業所情報 ::

放課後等デイサービス仁

〒671-1561 兵庫県揖保郡太子町鵤746-1

ホームページ
https://megumi.otani.group/about/

※営業目的のお電話は固くお断りいたします。