スポーツ施設建設や管理を実地に学ぶ
清水 はい。この野球場は日本通運硬式野球部のグラウンドで、弊社は2018年の設立以来、グラウンドの維持管理や整備を任せていただいています。日通野球部の皆さんはまるでチームの一員かのように接してくださるので、本当に感謝しています。しかし、いくら信頼関係があっても決して馴れ合いはせず、お互いに意見を出し合える関係を構築できるように心がけています。
駒田 それは素敵な関係性だ! そういえば清水社長も国際武道大学の野球部に所属していたとうかがいましたよ。
清水 そうなんです。ただ、4年間ずっとベンチにも入れなくて(笑)。もっぱら裏方として、バッティングピッチャーとグラウンド整備を行っていたものの、のちに野球関連の方々と結び付く契機となったこの4年間は、非常に重要な時間でした。監督や先輩、同期、後輩にはもちろん、大学に行かせてくれた両親に感謝しています。卒業後はスポーツ施設に関係した仕事に就こうと、まずはスポーツ施設を専門につくる建設会社に就職し、12年間お世話になり、スポーツ施設のノウハウを学ぶことができました。その後は、施設管理会社に転職して、スポーツ施設や公園管理部門の業務管理を経験させていただきました。