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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

バス停標識をはじめとした
交通関係設備を整備

 

調査や申請など細かい作業や手続きが必要

 
細かな制限をクリアした東京駅の丸の内口のバス停
細かな制限をクリアした東京駅の丸の内口のバス停
鎮西 バス停の標識・上屋設置というと、具体的にはどのような流れで行うのでしょうか?
 
矢作 お客様のご希望に沿ったデザインで標識をつくるのが主な業務ではあるものの、すぐに工事ができるわけではなく、事前に現地を実測調査して図面を起こし、その後、市役所などの公的機関にたくさんの書類を提出して申請する必要があります。場所によっては、厳しい景観条例などが設けられていて、スムーズにいかない場合も。例えば、東京駅の丸の内口だと、使用する色や形について細かい制限があり、あまり派手な色は使えないため、デザインをかなり工夫しましたね。
 
鎮西 景観条例ですか。確かに、周囲の風景との調和も大切だと思います。それにしても、調査や申請まで行うとなると、一つの案件に取り組む期間も長くなりそうですね。
 
矢作 そうですね。さらに、費用面に関しても、なるべくお客様の希望内で収まるようにしたいですし、こうしたいろいろな要素が重なり、バス停が一ヶ所できるまでだいたいトータルで半年ぐらいかかります。
 
鎮西 そうなんですか。たくさんの人が利用する交通機関だから、熟考する点も多いでしょうし、やはり完成するまでに時間もかかるのですね。
 
矢作 その分、仕事に広がりがあっておもしろい面もありますよ。例えば、鎮西さんは、屋根つきで大きな広告が掲載されているバス停をよく見かけませんか? 昔は車を運転する方の視界の邪魔になるのではという声もあり、厳しい審査がありました。そんな中、石原都知事時代に新たな試みとして、東京都庁前で実現したのです。時代とともに、さまざまな規制が緩和され、バス停などのデザインも幅が広がってきています。
 
鎮西 おもしろいですね! 雨風をしのげるバス停は、天気が悪い日でも使いやすくて助かります。
 
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矢作 そうやって、利用者の方から感謝の声をいただくことが励みになっています。
 
鎮西 最近だと、どのあたりのバス停を手がけましたか?
 
矢作 新しいところでいえば、渋谷区役所前のバス停ですね。
 
鎮西 NHKスタジオ近くのバス停ですよね! 私もよく利用していますよ! あのバス停をつくられたとは、驚きました。なんだかすごく親近感が湧きます(笑)。
 
矢作 使っていただいているなんて、嬉しいですね。見づらい部分などあれば改善します。遠慮なく教えてください(笑)。
 
鎮西 まったくないです(笑)。とっても使いやすいバス停だと思います!
 
 
 
 

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