B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

色彩豊かな箔表現で
紙と印刷に高付加価値を

 

紙の上で質感を表現する疑似エンボス

 
glay-s1top.jpg
宮地 他にも強みとする技術はありますか?
 
山下 「疑似エンボス」という、印刷表面に凹凸や光沢・半光沢を付ける技術も弊社の強みです。ツヤツヤした質感のニスであるUV光沢ニスと、UV光沢ニスを弾く性質を持つOPニスという2種類のニスを使用する技術でして、OPニスによって弾かれたUVニスの部分が粒上に盛り上がることで、すりガラスのようなザラザラした質感を生み出します。
 
宮地 つまり、「ツルツルの箇所」と「ザラザラの箇所」を指定することで、紙の上に2種類の質感を表現できるんですね。
 
山下 ええ、こちらのサンプルだとわかりやすいでしょう。キャラクター部分をツルツルにして、周囲をザラザラにしています。こうすることで、キャラクターに立体感を持たせています。
 
宮地 確かに! これもまた触りたくなる印刷物だなぁ(笑)。パンフレットに用いられていれば、つい手に取ってしまいたくなりますよ。
 
 

同人誌に“箔”を付けるノベルティ


 
宮地 御社では、同人誌の印刷事業も行っているそうですね。
 
山下 ええ、コミックマーケットの会場では、コールドフォイルと疑似エンボスを用いたノベルティも配布していますよ。本の帯として巻けるようになっているので、同人サークルさんも見本書に巻いて飾ってくれています。「豪華な帯!」と話題になり、SNSで写真がアップされるなど、宣伝効果もあるんです。
 
glay-s1top.jpg
宮地 文字通り“箔”が付くので、作家さんも喜んでくれそうですね(笑)。それに、漫画やアニメが好きでコミケ会場にも行ったことがある私から見ても、こういった帯を巻いた本があると、やっぱり気になると思います。
 
山下 そうやって皆さんに喜んでもらえると私も嬉しいですね。ただ、この事業を始めた当初は、周囲からの反対もありました。
 
宮地 言われてみるとユニークな取り組みですよね。なぜ始めようと思ったのですか?
 
山下 映像業界、IT業界とさまざまな業界を経験してきた中で、私はいろんなことにチャレンジしてきました。だから情報印刷でも果敢に挑戦したかったんです。波乱万丈じゃないと、仕事も人生も楽しくないでしょ(笑)。
 
宮地 同感です!
 
 
 
 

アーカイブ一覧

分野で選ぶ

バックナンバー

最新記事

話題の記事