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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

色彩豊かな箔表現で
紙と印刷に高付加価値を

 

箔の表現を無限にしたコールドフォイル

 
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山下 たった今、宮地さんにご覧いただいたサンプルにも、箔が施されているんですよ。
 
宮地 確かにずっと眺めていて、触っていても飽きないほどきれいだなと感じていました。これだけキラキラしていると、高級感や特別感がありますね。でも、私がイメージしていた箔とはちょっと違う気がするんですよ。私の知る箔はもっと単色というか、金色、銀色の折り紙のような印象でした。情報印刷さんの箔には色味があります。
 
山下 そこにお気付きになるとは、さすが! 実は私たちは、国内に10台ほどしかない特殊な機械を使用し、「コールドフォイル」という箔の印刷を行っているんです。一般的な箔は、作成した型に金箔など素材を敷き、熱と圧力をかけて接着させます。一方で、コールドフォイルは型も熱も圧力も使わず、糊で接着します。こちらが接着前の箔のサンプルです。表面を指で撫でてみてください。
 
宮地 あっ、何か銀色の粉が付きました!
 
山下 その細かい銀粉を、白い用紙に糊で貼っていくのがコールドフォイルなんです。そして、その銀粉の上にさらに色を乗せて印刷することで、色味やグラデーションを生み出せるんですよ。無限の色を表現できるのが、コールドフォイルの第一の特長です。
 
宮地 サンプルを見ると、輝き方の表現にも違いがありますよね。もしかして色だけでなく、箔の表現そのものにもバリエーションを出せるのですか?
 
山下 そこが第二の特長ですね。コールドフォイルは銀粉を、つまり細かい点を密集させることで箔を打ちます。その銀粉の密度を調整することで、微細な表現を行えるんです。
 
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宮地 なるほどなぁ! ということは、それぞれのサンプルに記載されている「100%」、「30%」などという数値は、銀粉の密度を表しているんでしょうか?
 
山下 おっしゃる通りです。100%ならキラキラの箔に、30%なら目地の粗い箔になります。
 
宮地 金や銀などの単調な色ではなく、さまざまな色彩を表現できること。そして箔そのものの表現にも工夫を凝らせること。この2点がコールドフォイルの特長なんですね。
 
 
 
 

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