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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

馬術競技者が自らつくる
オーダーメイド馬具工房

 

作家の一人としてTanoMakeを運営

 
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矢部 TanoMakeを立ち上げようと思ったのはなぜでしょうか?
 
渡邉 オーダーメイドショップを運営する中で、一人でできることには限界があると感じ、仲間を増やしたかったんです。社員を雇用するなどチームとして仲間を増やすだけでなく、全国に大勢いる、ものづくりが好きな人たちの活動を後押しできる場をつくりたいと考えました。運営にあたって、自分も会員として参加したほうがサイトの使い勝手の良し悪しを体感でき、より良いサービスへと成長させることができるので、並行してサイト内でショップの運営もしています。
 
矢部 運営者のその姿勢は、TanoMakeの強みですね。ユーザー数はどれぐらいなんですか?
 
渡邉 オープンから1年で会員数は1万人を超え、私たちが「メイキスト」と呼ぶ商品の出品者さんは500店舗以上になり、オンリーワンの商品が日々生み出されています。作家さんごとにテイストや商品群が異なるので、見ていて本当に楽しいです。商品数とともに、同じ時間で制作や発送の戦力も単純計算で500倍になるわけですから、この選択は大正解でしたね。
 
矢部 それだけみんな、作品を発表する場を求めていたのでしょうね。また、最近は一点物を持ちたい人も増えてきている印象です。
 
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「Tano Make」のサイトをチェック!
渡邉 コロナ禍でおうち時間が増えたことでつくる側も買う側も増え、昔は高価だった「オーダーメイド」が身近になったと感じています。「オーダーメイド」と言うと敷居が高く感じて敬遠される方もいますが、皆さん、普段から食材を組み合わせて料理をしたり、洋服や家具をコーディネートしたり、自然とデザインすることを楽しんでいますよね。それは自分の好みやアレンジ力があるということ。目の前に選択肢があれば、「こんな色や形がいいな」と思うでしょう。売る側も、在庫リスクを抱えるよりもお客様の好みに寄り添い、注文がきたものを形にするほうが効率的で無駄がありません。今の時代にあった生産構造ですし、インターネットを介して簡単に注文できる環境が整えば、自分好みのものを「選んで買う」から「つくって楽しむ」が当たり前になるんじゃないかと思っています。
 
矢部 オーダーメイドって、気持ちも盛り上がりますしね。私は自分の所有馬にオリジナルのメンコをつくってあげて、出走レースには同じデザインのグッズを持って応援に行くんです。そうすると、周囲の人も楽しいでしょう? オーダーメイドはエンターテイメントとしての価値もありますよね。
 
 
 
 

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