B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

海外で厚い信頼を築く
日本製中古車の輸出事業

 

世界20ヶ国以上に日本の中古車を輸出

 
glay-s1top.jpg
濱中 自動車整備の技術を学ぶためにカナダを訪れてみて、現地での仕事環境はいかがでしたか?
 
出田 正直に言って、大変でしたね。現地で整備士の職に就いてわかったのは、生産性のある仕事をし、かつ数をこなさなければ、すぐにでもクビを切られてしまうほどシビアな世界ということです。現地の整備士たちは一日でいかに作業を効率良くこなせるかを常に考えていて、まるでみんながアスリートのようでしたね。同様に、プロ野球の世界も相当シビアだとよくお聞きしますよ。
 
濱中 確かに、日本のプロ野球も結果を出さなければ認められません。でも、メジャーリーグはそれ以上にシビアで過酷な世界ですね。ですから、結果を出さなければすぐにクビになってしまうというのも、本当にメジャーリーグのようですよ。
 
出田 幸い私は一度も契約を切られることなく、就労ビザの延長も認められました。しかし厳しい仕事環境や精神的な疲労も重なり、帰国することにしたんです。ただ、カナダで得られた経験は非常に大きな価値がありました。高度な整備技術も学べましたし、何より現地で日本の中古車が高く売れることを知った際、これはビジネスチャンスだと気付くことができたんです。
 
濱中 厳しかったという経験を持ち帰るだけでなく、現地で見知ったことをビジネスに活かそうと思われたとはさすがです! 
 
出田 ありがとうございます。それから、独立を決めたのは2009年、私が29歳の時ですね。しばらくは個人事業主として中古車の輸出業を行い、2013年に法人化して弊社を設立しました。
 
濱中 なるほど。それにしても、日本の中古車は海外でそれほど高く売れるものなんですか?
 
glay-s1top.jpg
出田 そうですね。車種にもよるものの、日本国内ではすでに走行距離が10万kmを越えている車の査定額はそれほど高くありません。でも、海外であれば30~40万km走った車でも国内より何倍もの値が付くこともあるんです。
 
濱中 それはすごい。御社では中古車を何ヶ国に輸出していらっしゃるのでしょう。
 
出田 およそ20ヶ国以上ですね。ジャマイカなどのカリブ諸国や、ケニアなど東アフリカを中心に販路を築いています。実は社名の「マガリ」というのもアフリカ東岸部などで話されているスワヒリ語で「車」という意味なんですよ。
 
濱中 20ヶ国以上とは驚きました! 出田社長が実際にどんな風にお仕事なさっているのかますます気になってきました。
 
 
 
 

アーカイブ一覧

分野で選ぶ

バックナンバー

最新記事

話題の記事