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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

フローリングの革命!
画期的な建材を輸入販売

 

苦労を乗り越え、経営者となる夢をつかむ

 
さまざまな優れた機能を持つ
さまざまな優れた機能を持つ
水野 それにしても、李社長がエコストーンフローリングという画期的な建材商品の輸入販売を行うに至った経緯がとても気になりました。これまでのご経験も、ぜひお聞かせください。
 
李 私は中国の無錫出身で、学生時代から日本が好きでした。それで大学では日本語を専攻して言葉や文化を学んだんです。その後、独立行政法人国際協力機構、通称JICAの国際支援活動にかかわった後、日本の大手自動車部品メーカーに勤務し、通訳や人事などさまざまな仕事を経験してきました。ただ、今でこそ改善されてきているものの、私が来日した当時はまだまだ女性が活躍できる場が少なく、最初はお茶汲みや電話番などの仕事しかさせてもらえなかったんです。
 
水野 確かに、一昔前のいわゆる“OLさん”というと、そのようなイメージでしたよね・・・。日本に来られた当初はそのようなご苦労もなさっていたわけですか。
 
李 そうですね。女性ということだけで、それまで積み上げて来た経験やキャリアを存分に発揮する機会にはあまり恵まれませんでした。それから、いつかは日本で経営者になりたいという夢も抱いていたものの、一度その夢をあきらめ、真面目に会社員として勤めていまして。おかげさまで、日本でも中国でも、私の取り組みを応援してくださる方がたくさんできました。そして、年月は経ったものの、夫の力添えもあり、私の好きな日本で夢を実現するチャンスをつかんだんです。
 
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水野 それは素敵ですね! 李社長がそれまで頑張ってこられたこと、積み重ねた実績を、周囲のみなさんは正当に評価してくださっていたんだと思います。それからどうなさったんですか?
 
李 2017年に中国の旧友から「中国にすごい建材がある」とSPCと呼ばれる床材を紹介していただいたんです。それをきっかけに、私は2017年のジャパンホームショーにこの新型床材を出品し、日本市場に持ってきまして。最近の中国ではさまざまな新製品が開発されていて、良質なものも多く出回るようになってきました。でも私は、自分の目で見て、使ってみて納得しなければ気が済まない性格なんですよ。品質を確認するため、出品後の床材を自宅の和室に引いてみたり、現地の製造工場を何度も訪ねて詳しく話を聞いたりして、自分自身でも素晴らしいものなんだと実感しました。そこで私は、日本に本格的にこの床材を紹介したいと思い、2018年に弊社を立ち上げ、事業を開始したんです。その後、2018年と2019年にも同展示会に出品をさせました。今はSPC床材がだんだん普及し始めたように感じているんですよ。
 
 
 
 

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