小田嶋 好きなこの仕事にやりがいを感じつつ、20年以上続けてきました。企業に勤めて経験を積んだ時間が長かったものの、「一度きりの人生で後悔しない」というモットーに従い、2019年に独立して2年目になります。
水野 御社が手がけるライセンスビジネスとはどのようなものか、あらためて事業内容をご紹介ください。
小田嶋 作家さん個人や企業が持っているキャラクターやデザインなどの著作権を弊社がエージェントとして管理し、食品やアパレルなどのメーカーさんに売り込む仕事です。例えば、水野さんはアクセサリーの食玩として有名な「セボンスター」が昔からお好きだそうですね。
水野 はい、それはもう! 私たちぐらいの世代で手にしなかった女子はいないほどの人気商品ですよね(笑)。
小田嶋 セボンスターのあのおなじみのアクセサリーも、私がコラボレーション企画などでライセンス管理に協力してきたものなんですよ。
水野 そうだったんですか! 子どもの頃に夢中になったものって、大人になって思い出してもやっぱり気分が上がりますね(笑)。コラボといえば、今はそうやって売り出すことが当たり前に見えるぐらい、コラボ商品が増えていませんか?
小田嶋 ええ、それも時代の流れですね。自社のキャラクターを市場に発信したいときに、今は正攻法でPRしてもエンドユーザーの目に留まりにくいので、ほかの人気キャラクターや意外性のあるブランドとコラボすることは戦略として有効です。そうした今のやり方にもいい部分は多いとはいえ、どちらかというと昔ながらのキャラクター好きである私としては、いろいろ悩んでしまうところもありますね。
水野 そうだったんですか! 子どもの頃に夢中になったものって、大人になって思い出してもやっぱり気分が上がりますね(笑)。コラボといえば、今はそうやって売り出すことが当たり前に見えるぐらい、コラボ商品が増えていませんか?
小田嶋 ええ、それも時代の流れですね。自社のキャラクターを市場に発信したいときに、今は正攻法でPRしてもエンドユーザーの目に留まりにくいので、ほかの人気キャラクターや意外性のあるブランドとコラボすることは戦略として有効です。そうした今のやり方にもいい部分は多いとはいえ、どちらかというと昔ながらのキャラクター好きである私としては、いろいろ悩んでしまうところもありますね。