B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

身元保証支援を通じて
家族と利用者を橋渡し

 

行政書士業界で敬遠される業務にあえて挑戦

 
glay-s1top.jpg
濱中 それでは、業務内容を教えていただけますか。
 
山下 高齢者や障がい者の方の身元保証支援を行っています。具体的には、介護施設や高齢者住宅への入居、医療機関への入院の際に必要な身元保証を、ご家族近親の方に代わって行うのです。また、成年後見制度の利用支援や相続・遺言書作成、消費者問題の解決支援も行っています。
 
濱中 成年後見制度というのは初めて聞きました。どんなものなんでしょう?
 
山下 認知症などで意思表示や物事の判断が難しくなった方の代理として、本人以外の人が財産管理を行う制度です。
 
濱中 そうした方々の財産を守るための制度なんですね。高齢化社会では重要な制度だと思います。
 
山下 私がこの仕事を始めたのも、濱中さんのように感じたからなんです。しかし、私が資格を取得したばかりの頃は、成年後見制度に関わる業務を行う行政書士は皆無でした。というのも、出店の許認可申請という一般的な行政書士業務に比べると、手続きに手間がかかるため、割に合わない仕事とみなされていたんですよ。
 
濱中 敬遠される業務でありながら、山下代表は挑戦されたんですね。
 
glay-s1top.jpg
山下 ええ、実際に取り組んでみると、外からではわからなかった諸問題にも気付きました。例えば、「財産管理はありがたいけれど、入院や役所での手続き、買い物など生活の支援もしてほしい」という現場の声があることです。私自身そうした声をうかがって、あらためて考えると、財産管理だけをしてもらいたいという方は少ないだろうと思いました。それで、成年後見制度だけでなく、身元保証支援事業も始めたんですよ。
 
濱中 現場の声に応えてサービスの範囲を広げる姿勢は、非常に好感が持てますね! 支援の依頼方法や料金体系についても教えていただけますか。
 
山下 最も多いのは、ご本人様がお元気なうちに依頼を受け、施設への入居や生活支援が必要になった時点で契約するパターンです。ご本人様にすでに判断能力がない場合は、成年後見人の方と契約し、各種支援を行います。料金体系は初期費用18万円と、月額で1万円をいただいています。ただ、「連帯保証は家族が引き受ける」「日常生活の支援だけお願いしたい」というご要望に合わせて、料金も変わります。
 
濱中 なるほど、支援内容も細かくアレンジできるようになっているんですね!
 
 
 
 

アーカイブ一覧

分野で選ぶ

バックナンバー

最新記事

話題の記事