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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

重力から頭と体を解放! トランポリン専門施設
株式会社仙台ジュニア体育研究所/Trampo-Pit 代表取締役 熊谷正儀

 
プロフィール 秋田県出身。能代高校から大阪体育大学に進学する。器械体操部に所属し、卒業後は全国展開する大手体育教室で指導者を務めた。39歳で独立し、体操選手養成のために尽力する。2008年、(株)仙台ジュニア体育研究所を設立。その後、空中でのバランス感覚を養えるトランポリンに着目し、2019年にトランポリンの専門施設Trampo-Pitをオープンした。【ホームページ
 
 
 
宮城県仙台市にあるTrampo-Pit(トランポピット)は、日本でも数少ないトランポリン専門の施設だ。競技選手や上級者によるアクロバティックな空中技の印象が強い一方、トランポリンは運動経験のない初心者でも手軽に取り組める。しかも、跳躍しているだけで自然と体が鍛えられるのだという。同施設を運営する株式会社仙台ジュニア体育研究所の代表取締役である熊谷正儀氏に、奥深いトランポリンの魅力を存分にうかがった。
 
 
 

全国でも珍しいトランポリン専門の施設

 
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インタビュアー 宮地真緒(女優)
宮地 本日は株式会社仙台ジュニア体育研究所さんが運営するトランポリン施設、Trampo-Pitにお邪魔しています。施設に入って、まず天井の高さに驚きました! ビル3階分はあるんじゃないですか? まさに圧巻ですねぇ。
 
熊谷 ありがとうございます。トランポリンの世界選手権に出場経験のある選手からも、これだけ天井の高さがあれば大丈夫とお墨付きをもらっています。
 
宮地 ここまでの高さは、トランポリン施設の中でも珍しいんでしょうか?
 
熊谷 そもそもトランポリン専門の施設自体が全国的に珍しいですね。しかも、もとは倉庫だった建物を流用して使っている施設が多いんですよ。その場合、天井の高さが不十分で、手加減して跳ばなければいけません。しかし、当施設はもとからトランポリン用に設計していますので、十分に高さを確保しているんです。
 
宮地 なるほど。つまり、ここなら思い切り跳べるわけですね! 私は子どもの頃、空気で弾むエアトランポリンで遊ぶのが好きでした。ここで跳んでいる生徒さんを見ると、当時の楽しさを思い出しますよ。
 
熊谷 それでは子どもたちのクラスが終わったら、ぜひ体験してください。この大きなトランポリンなら、異次元の世界を味わえますよ(笑)。