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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

個々に寄り添った採用支援で 企業と人の選択肢を増やす!
株式会社トワラッキー 代表取締役 内田雄基

 
プロフィール 大阪府出身。中学生の頃から大学時代まで野球に打ち込む。大学卒業後は、大手証券会社に入社。4年半勤める中でお金の知識を蓄えた。その後、オーストラリアへの留学を経て株式会社リクルートキャリア(現株式会社リクルート)に入社。10年間経験を積み、2023年に(株)トワラッキーを設立。一人ひとりのスキルや個性を市場価値と照らし合わせ、顧客の選択肢を増やすよう邁進している。
 
 
 
リクルートエージェントで4000人の転職活動をサポート。優れた人材を求める企業と自分の強みを発揮できる会社を探す求職者が、互いに成長できる環境を提供し独立したのが兵庫県西宮市にある株式会社トワラッキーの内田雄基代表取締役だ。内田社長のポリシーは人と企業が個性に気付き、最善の選択支援に努めること。人事戦略から面接指導まで支援する内田社長は、日本の採用活動をもっとカジュアルに変えたいと未来を見据えていた。
 
 
 

4000人の転職をサポートした後に独立

 
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インタビュアー 亀山つとむ(野球解説者)
亀山 兵庫県西宮市で人材エージェント、採用コンサルティングを手がける株式会社トワラッキーさん。内田社長が、多彩なご活動を展開するまでの歩みをお聞かせください。
 
内田 大阪で生まれ育った私はタイガースファンでして。中学から大学まで野球に打ち込んだのですが亀山さんも野球を始めたきっかけになる1人でした。また、父は建築業の会社を経営していました。いつかは父の仕事を手伝うために“人・モノ・金”を学ぼうと決意し、関西学院大学を卒業後は大手証券会社に4年半勤めました。そうして、まずはお金の知識を蓄えたんです。
 
亀山 私に憧れて野球に打ち込んだとは嬉しい限りです! お父様を思う気持ちや、未来を見据えての行動に頭が下がります。その後の進路は?
 
内田 証券会社を退職後は1年だけオーストラリアに留学しまして。帰国後、リクルートキャリア(現リクルート)で人材業務をスタートしました。人が求める企業と企業が求める人の橋渡し役になり、両者ともに未来の姿から逆算して今まさに必要な長所を伸ばす。そうして人や経営者の気持ちが動く瞬間に私は大きなやりがいを感じました。また、誰よりも私自身が内省し深掘りしたことで、人材に関するいろいろなことが見えてきたんです。
 
亀山 充実した毎日を過ごし、いよいよ独立の瞬間が見えてきたようですね。
 
内田 ええ。10年の経験を積み2023年7月に弊社を創業しました。4000人の転職をサポートしてきたキャリアをもとに、一人ひとりのスキルや個性を市場価値と照らし合わせ、自分に気付きを与え人生の選択肢を増やすお手伝いを続けています。ちなみに屋号は私の実家で飼っていた愛犬「永遠(トワ)」と「ラッキー」から付けたもの。誰からも愛される会社にしたい、永遠に幸せになれるきっかけ作りをしたいと思い名付けました。
 
亀山 なかなか自分に合う会社に巡り会えない求職者や、理想の人材を採用できない企業が世の中の大半を占めていますよね。どこに問題があると内田社長はお考えでしょう。
 
内田 それは、人も企業も自分の強みや持ち味を知らないことが原因だと思います。