母と同じ仕事を選んで叶えた自分のサロン
斉藤 はい。ようやく念願だった自分のサロンを開くことができました。
宮地 いつか独立したいという思いは強かったのですか?
斉藤 そうですね。母も美容師で、私は小さいときからお手伝いをしていたので、割と自然な流れでこの仕事を選んだんです。母が独立して出店したのを見て、「よし、自分も」という思いを持っていました。
宮地 子どもの頃から、美容師として働くお母様の背中を見ておられたのですね。実際に目標を叶えた行動力がすごいです。お母様のお店で働かれたり、後を継いだりといったお考えはなかったのでしょうか。
斉藤 それはありませんでしたね。親子仲は良いものの、母と一緒だとどうしても甘えが出てしまうと思うんです。ですから、仕事は別の場所でしようと決めていました。23歳から美容師として働きだして、桜川市のお店で長く経験を積みまして。そんな中、2021年頃に友人の提案で独立の話が具体化してきたんですよ。私としても挑戦したい思いがあったので、独立に踏み切りました。周りの人たちの後押しに感謝ですね。