椎名 私は、2013年頃から大手ファミリーレストランの店長を務めています。仕事柄アルバイトの若いスタッフと接する機会が多い中、コロナ禍やインフルエンザの流行を機に、社会問題にあまり関心のないスタッフに対し、「自分の生活は自分で守らなければならないんだよ」と伝えてきました。そんな時、私の力で何かできないかと考えて思い付いたのが、会社の許可を得て副業で結婚相談所を起ち上げることだったんです。
嶋 これはユニークな発想ですね。その真意をもう少し詳しくお聞かせください。
椎名 私には妻と3人の子どもがいます。あらためて振り返ってみると、自分も昔は目の前のことに精一杯で、政治や社会に無関心だったと気付いたんです。今の若い人たちにそのような後悔をさせたくありません。また、子どもを生み育てる未来の夫婦は、一人ひとりが自立した存在であってほしいんです。その後押しをするために結婚相談所を開業しました。
嶋 とても高い志に驚きました。他の結婚相談所とは良い意味で考え方が異なるように感じます。コンサルティングの方法も独特なのではありませんか?
椎名 おっしゃる通りで、恋愛結婚はお互いの“好き”という感情で進展していくものの、結婚相談所に入会するのは、「このような条件の相手と結婚したい」と意思がはっきりした方です。しかし、理想と現実は異なるもの。厳しい事実に直面することもあるので、最後に選択するのは会員様ご自身ということを真摯な姿勢でお伝えしています。
嶋 その中で椎名代表は、さまざまな工夫を凝らし結婚に導いていらっしゃるわけですね。
椎名 はい。私どもは、8万人の会員数を誇る日本最大級の結婚相談所ネットワーク、IBJに加盟していまして。結婚相談所で最も肝心なのは出会いの場をつくることですから、遠方同士でもお見合いができるようオンラインデートに対応するなど、万全の体制で出会いからご成婚まで半年を目標に、会員様をサポートしています。
嶋 その中で椎名代表は、さまざまな工夫を凝らし結婚に導いていらっしゃるわけですね。
椎名 はい。私どもは、8万人の会員数を誇る日本最大級の結婚相談所ネットワーク、IBJに加盟していまして。結婚相談所で最も肝心なのは出会いの場をつくることですから、遠方同士でもお見合いができるようオンラインデートに対応するなど、万全の体制で出会いからご成婚まで半年を目標に、会員様をサポートしています。