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スペシャルインタビューSPECIAL INTERVIEW

 
様々なキャラクターを演じてきた青木さんが次に出演するのは、2017年3月30日から豊洲に新しく誕生する新劇場IHIステージアラウンド東京で上演の舞台、「『髑髏城の七人』Season花」。『髑髏城の七人』は7年ごとにキャストや脚本を入れ替えながら上演されてきた劇団☆新感線の代表作と言える時代活劇で、今年は“花”“鳥”“風”“月”の4シーズンを1年3ヶ月にわたって上演する一大プロジェクトが始動している。そのうちの「Season花」で小栗旬さん演じる「捨之介」らと共に、天正の世を荒らす「天魔王」に立ち向かっていくのが、青木さん演じる「兵庫」だ。その「兵庫」の魅力や舞台への意気込みを語ってもらった。
 
 

観客を別世界へ連れて行きたい

 
僕が演じる「兵庫」は藁や鎌が似合うような野武士集団のリーダー。百姓の生まれで、恵まれたのは体格だけなんじゃないかというようなキャラクターで、今時はこんな奴いないだろうな、というくらい真っ直ぐな心を持っているんです。僕自身、セリフを読んでいて気持ち良いぐらいですし、「兵庫」の馬鹿正直なところが物語の中でもピンチの時に仲間を救う、一筋の光になるんじゃないかなと思っています。
 
演じ手としては、兵庫が仲間と背中を預け合いながら互いを信頼して、「天魔王」という悪に立ち向かっていく痛快さが伝わるようにしたいし、「兵庫」を通して物語に緩急をつけられるように演じたい。それに裏表もなくて底抜けに明るい奴なので、チャーミングなところも伝えたいです。きっと皆さんにも、愛してもらえるキャラクターになると思います。
 
今回は360℃回転する客席と、それを取り囲むようにスクリーンや舞台があって・・・という特殊な劇場で演じるので、今は舞台上を走り回ってダイナミックに演じられるよう、体力づくりをしています。それと公演後の飲みの誘いにもついていくために、肝臓も鍛えていますね(笑)。実際にはそんな毎日は飲まないと思いますけど(笑)。
 
稽古では客席が回ったり、スクリーンに映像が映し出されたりと、そんな一つひとつの動きにも感動しながら役を形にしていけると思っています。まずは自分自身が楽しみつつ、いざ幕が上がったら、劇場のスケールと僕が味わった感動をしっかり伝えて、皆さんを別世界に連れていきたい。お客さんには「ああ、良いものを見たなあ!」と思ってもらえて、キャストや製作側も「ああ、やったぞ!」と思える、そんな舞台になるよう、心を柔らかくして挑みます。
 
 
<インタビュー・文 青柳裕子/写真 Nori/スタイリスト 小泉美智子/ヘアメイク NANA>
 
ジャケット 28万円 
パンツ 5万6000円
シューズ 8万9000円
以上エトロ<エトロ ジャパン>
Tシャツ スタイリスト私物
 
エトロ<エトロ ジャパン>お客様問い合わせ先
TEL 03-3406-2655
 
 
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青木崇高(あおき むねたか)
1980年生まれ 大阪府出身
 
2007年放映のNHKの連続テレビ小説『ちりとてちん』で、ヒロインの夫で落語家の徒然亭草々を演じ、広く顔を知られるように。2010年のNHK大河ドラマ『龍馬伝』では後藤象二郎を熱演し、高い評価を受けた。その後も数々の映画やドラマ出演を経て、2016年にはNHK木曜時代劇『ちかえもん』にて万吉役で主演。同年放送の日本テレビ『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』やWOWOW連続ドラマW『水晶の鼓動 殺人分析班』でも主要な役を演じた。同年公開の映画『雨にゆれる女』(東京国際映画祭「アジアの未来」部門選出)では、難しい役どころで長編映画単独初主演を果たす。さらに、2017年3月4日(土)には、出演の映画『雪女』(東京国際映画祭「コンペティション」部門選出)が公開予定。また、3月30日(木)より「ONWARD presents劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season花 Produced by TBS」への出演を控えている。
 
ブログ
http://stardust-blog.net/aokimunetaka/index2.html
 
公式サイト
「ONWARD presents劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season花 Produced by TBS」
http://www.tbs.co.jp/stagearound/hanadokuro/
 
 
 
(取材:2017年2月)
 
 
 

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