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 ◆実話から生まれた
   感動のヒューマンドラマ

 
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2012年6月8日公開の 『幸せへのキセキ』
 人は日々、小さな困難から大きな困難まで様々な困難と向き合い生きています。時には、これ以上の悲しみはないと思うほどの不運に遭遇することも。人生を立ち止まりたくなった時にどうやって前へ進むことができるのか、どうしたらあきらめずに頑張ることができるのか──そんな生きるヒントが詰まっているのが、2012年6月8日より全国で公開となるマット・デイモン主演の映画 『幸せへのキセキ』 です。
 
 大切な人を失った主人公とその家族が大きな困難と深い悲しみを乗り越え、家族の絆を取り戻していく “奇跡” 的な “軌跡” を描いた感動のヒューマンドラマ。原作となった 「We Bought a Zoo」 は、映画のモデルであり、著者であるベンジャミン・ミー氏自身の “キセキ” の物語なのです。
 
 現在、ロンドンから車で3時間の田舎町でダートムーア動物園 (映画ではローズムーア動物園) を経営するベンジャミンさん。南フランスの片田舎で暮らしていた彼がイギリスへ引っ越したのは2006年10月のことです。年老いた母親と一緒に暮らすために、妻と2人の子供とともに生活の場を移しますが、彼がイギリスの地で購入したのは、普通の一軒家ではなく動物園付きの一軒家でした。しかも誰も買い手が付かないほど荒廃した動物園。家族のためとはいえ、動物園を買うというのはかなりのリスクが伴います。それでも買い手がつかなければ処分されてしまう動物たちを放っておくことができず、「私たち一家は使命感に燃え、全力を尽くしてそこを買おうと思ったんです」 と決意したそうですが、その決断の先には “奇跡” を生み出すヒントがありました。
 
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◆目標を持ち続けることが
   困難を乗り越える力になる

 
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中央がベンジャミン・ミー氏。子供たち、兄のダンカンや母・アメリアとダートムーア動物園にて
 「物事を決める時、決断できず時間がかかることもあります。その中で、いつも私が大切にしているのは、どんな時でも目標を持つこと。しかも長期的な目標を持つことが大切です。たとえば、10年先を見据えて目標を立てることができれば、そこへ向けて邁進できるはず。道をそれたとしても、目標があることによって、それが指標になり、人生を歩んでいけると思うんです。10年は長すぎるなんて言われますが、それでも人間は長期の目標を持つべきだと私は信じています」 と、ベンジャミン氏は言います。
 
 運命に引き寄せられるように出会った動物園を買うと決めたのも、成り行きではなく、10年先の展望を持っていたから。劣悪な状況の家屋、深刻な飼育状況、ローンをしぶる銀行・・・トラブルだらけで目標が見えなくとも、必ずチャンスがあるはずだと力強い信念を貫き、今では人気観光名所となるほどの動物園を創り上げました。動物園をみごと再生できた背景には、家族や動物園のスタッフの協力があったことはもちろん、「たとえ人生に一度の大儲けのチャンスが舞い込んできたとしても、10年後のプランに影響があるようなら、そのチャンスは受けない」というように、指標がぶれなかったこと、決してあきらめなかったことも成功の秘訣です。そうして著書 「We Bought a Zoo」 を読み、心打たれたプロデューサーによって映画化という奇跡が訪れました。
 
 
 
 

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