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百年古酒の夢香る
幻の琉球泡盛

100%古酒へのこだわり

年数表示している酒はすべて100%、年数以上の古酒であるということも“古酒のやまかわ”と絶賛される理由のひとつ。
泡盛では古酒を造る際、仕次(しつぎ)を行う。蔵では年代が一番古い親酒、二番酒、三番酒と泡盛の古酒を貯蔵しているが、親酒から汲んで減った分を二番酒の甕から親酒の甕へ、三番酒の甕から二番酒の甕へと注ぐことで、古酒の熟成を活性化させる。また、こうすることで蒸発による自然の目減りを補うことができるという。
 
『泡盛の表示に関する公正競争規約』では、古酒を次のように定義している。
 
「全量を3年以上貯蔵したもの又は仕次ぎしたもので、3年以上貯蔵した泡盛が仕次ぎ後の泡盛の総量の50パーセントを超えるものでなければ古酒と表示してはならない。古酒の表示に代えてクース又は貯蔵酒若しくは熟成酒と表示することができる。貯蔵年数を表示する場合は、年数未満は切り捨てるものとする」
 
仕次ぎでは通常、親酒より貯蔵年数が若い酒を加えるのが一般的だが、山川酒造では10年古酒と8年古酒をブレンドした場合、8年古酒が10年熟成になったときを待って10年古酒として蔵出し。どこまでも古酒にこだわる真摯な姿勢がうかがえる。
 

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『古酒 さくら いちばん 25度 5年』
蔵の地元で日本一早い桜祭りが開催されることから命名。初心者や女性にも古酒のよさを気軽に味わってもらえるよう、アルコール度を25度に抑えた100%5年古酒。やわらかな甘みとマイルドな口当たりが楽しめる。ぜひオン・ザ・ロックで味わいたい。

『さんご礁 3年100%古酒30度』
山川酒造の泡盛は『かねやま』『やまかわ』という名称だったが、1975年に開催された沖縄海洋博のとき、銘柄をつけたらどうか、といわれたのをきっかけに珊瑚礁と名づけられた。長い年月をかけて成長し広がっていく珊瑚礁は山川酒造の古酒造りに通じるものがあり、また、この名前には山川酒造の「珊瑚礁のように時の流れのなかで素晴らしい古酒になって欲しい」という願いがこめられている。

『泡盛40年大古酒 かねやま1967』
国税事務所への書類や帳簿などで1967年以前から貯蔵していることを確認した泡盛だけを使うという正真正銘の究極の古酒。
百年古酒を目指す山川酒造からの泡盛の“天使の分け前”的逸品は限定100本。
1本30万円と高額ながら、予約の時点で完売。ボトルの題字と木箱の題箋は本部町出身で日展作家として活躍している書家、比嘉南牛氏によるもの。
県産の月桃紙で包み、木箱の中には特産品である琉球藍を使った琉球藍型染めが敷き詰められている。
カカオのような熟成香があり、まろやかでコクのある味わい。なめらかな舌触りは四十三度のアルコール度数を感じさせない。
今となっては幻の逸品である。

 
 

味わう前に夢に酔える~古酒オーナー蔵舞(くらぶ)

憧れの泡盛のオーナーになれる、という究極の夢が叶う古酒オーナー 蔵舞。歳月を指折り数えながら“MY古酒”に思いを馳せるのも楽しみだ。
 
自然に囲まれた環境の下、日々熟成を重ねる『珊瑚礁』。
タンク貯蔵した泡盛は5年間の熟成の後、思いを込めたメッセージと共に手元に届く。
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内容
1800ml(1升瓶1本)
原酒44度(5年の歳月の間に度数が変動する場合がございます)
送料・税込価格 10,000円 ※お一人様 限定6本まで 

* お申し込みいただいた月から5年間、大切に蔵のタンクでお預かりし、5年目を迎えた日から1ヶ月以内に、1800mlボトル(一升瓶)に詰め、蔵出しとなります。

* お申し込みの際にメッセージをお預かりし大切に保管した後、お届けの際に同封いたします。

* オーナー様証を発行致しますので、蔵へお越しの際はご持参ください。

* 蔵見学へお越しの際には、古酒オーナーご本人様へのご案内プランにてお楽しみいただけます。(少人数・要予約)ご契約期日から蔵出しまで1年毎に、経過のお知らせを発送します。
http://www.yamakawa-shuzo.jp/TankOwner.htm

 
 
 

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