不惑で転身、経験を積んで配送業で独立

インタビュアー 八木裕(野球解説者)
吉村 はい。私は2、30代の頃は飲食店やスーパーの経営をしていました。やがて運送業のノウハウを学びたいと転職を考え、大手宅配会社の下請け業者の配達員として17年勤めました。以来、運送業ひと筋です。2017年に株式会社豊輝ラインとして独立し、周りの方にも恵まれて事業を継続できています。吉田は同業他社の責任者で、私が会社を営んでいると知って力になってくれたんですよ。
八木 吉田営業部長は、どのような思いで吉村社長に協力するようになったのでしょう?
吉田 吉村には、ついていきたくなるような魅力があるんです。宅配の仕事は悪天候や荷物の急増などで心が折れそうになるときもあります。でも彼の一声でみんなが「よっしゃ、やろう!」と気合を入れ直せる。そんなリーダーシップにあふれた人です。
吉村 私自身、先輩方に助けられ、その人たちを見習ってきたからこそ今があります。そのいただいてきた愛情の恩返しという意味でも、次世代の若者をしっかりと育てていきたいと思っています。