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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

国税局出身の税理士が
丁寧に経営をサポート!

 

アスリートも収入や経費を正しく把握

 
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駒田 元国税局職員の今野代表なら、金融機関からの信用も高く安心して取り次いでいただくことができますね。一方で、税理士の仕事は事業に関わることだけではありません。例えば相続の相談に乗っていただくことはできるのでしょうか。
 
今野 はい。相続や遺産分割は、誰が財産を受け継ぐのかが重要な問題になってきます。また生前に財産の一部を贈与しても、相続税より高い贈与税を適用されたら意味がありませんよね。このような事態を避け最適な相続をするにはどうすればいいか。当事務所は関連会社に相続手続きサポートセンターがありますので、各専門家と連携を密にしております。もちろん銀行口座や自動車の名義変更など、面倒な書類の手続きだけでもかまいませんよ。
 
駒田 それだけ多彩な業務を手がけていると、毎日、とてもお忙しいのではありませんか。今野代表のストレス解消法や、日々の激務に取り組む情熱の源泉を教えてください。
 
今野 私は大の愛犬家で、自宅では秋田犬の「あられ丸」と「こつぶ丸」を飼っていまして。この2匹との散歩が私にとって大事なリフレッシュの時間です。毎日、気持ちをリセットして仕事に挑むことができています。また、私は昔から大の野球好きなんです。子どもの頃から、よく試合の観戦に行っているんですよ。
 
駒田 野球ファンとは嬉しいなぁ。プロ野球といえば、現役の選手は一般の方よりはるかに恵まれた収入があります。今でこそ契約金や年俸の使い方について球団がレクチャーしてくれるようになったものの、昔はそのようなサポートがまったくありませんでした。だから下手をすると契約金に税金がかかることを知らず、プロ入りした翌年にあわてて金策に走り回る選手も多かったんですよ(笑)。
 
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今野 試合で活躍して年俸が増えれば税務署の目も厳しくなります。残念ながら、このことに気付かない選手もたくさんいるのでしょうね。
 
駒田 今野代表のおっしゃる通りです。それに、私の若い頃は道具を購入したり飲食代を払ったりするときも、「プロ野球の選手が領収書をもらうのは格好悪い」という意識が強かったんですよ。だから確定申告のときの経費はどんぶり勘定でした。
 
今野 それでも申告が通る時代だったんですよ。でも、さすがに今はそのような申告では通用しません。プロ野球の選手をはじめとしたアスリートのみなさんも、ご自身の収入や使った経費を正しく把握し、税金をいくら払うのか自分自身で決められるようにする必要があるんです。