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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

アーティストとコラボし
魅力ある手描き看板制作

 

10年続けることでその道のプロとなれる

 
見る人の記憶に残るインパクトのある看板を
見る人の記憶に残るインパクトのある看板を
水野 看板の宣伝効果についてよくわかりました。しかも、その看板が個性的なデザインであれば、より強く人々の印象に残りますよね。
 
外山 そうですね。例えば大手チェーン店の看板は、店名やロゴだけを描いたシンプルなものが多いですよね。それは、広く認知されている大手ならではの強みで、「この街にもある」と存在を人々に伝えるためのものなんですよ。ですから、中小企業や個人店が同じ手法を利用しても看板の意味を成しません。残念ながら、こうした理由を考慮せず、ただ機械的に看板をつくるだけの業者もいます。しかし、弊社では個人店などのお客様に対して、大手との差別化を図りながら、「事業への思いを載せた看板にしましょう」とご提案しているんです。事業への思いを汲み取るために、ヒアリングには特に時間をかけますよ。お客様が伝えたい思いをしっかりと理解し、デザイナーに細かく伝え、看板として形にしています。
 
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水野 そのような丁寧な姿勢で看板制作を行う外山社長が、これまでどのようなご経験を積んでこられたのか気になってきました。
 
外山 私は22歳の時に水道工事の会社に就職し、職人としての道を歩み始めました。ただ、周囲には十代から経験を積んでいる職人も多かったので、自身のスタートの遅さに悩んでいたんです。そんな時、先輩の「苦しくてもまずは10年続けてみろ。そうすれば他の職人と同じか、それ以上の技術を身に着けられる」という言葉が励みになりました。それから約20年勤務し、職人として技術を磨いたんです。ことわざで「石の上にも三年」と言いますよね。でも、私は10年は続けなければ本当のプロにはなれないのではないかと思っています。
 
水野 私も以前、ある方から「まずは10年やってみなさい。3年や5年では、その仕事をやっていた人としか見られないけれど、10年やればその道のプロとして見られるから」と教わりました。そして、「たとえ、最初はやりたくないと思っていても10年やり遂げれば、その先の人生において、そこで培ったものが何かしらの自分の武器になる」とおっしゃっていたんです。私もこの仕事を10年以上続けてきて、振り返ってみたときにその言葉がすごく実感できましたね。
 
 
 
 

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