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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

不動産の状況を調査し
登記まで行うプロ

 

権利の前提として不可欠な、不動産の出生届

 
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畑山 土地家屋調査士とは、どのような業務を行う資格なのでしょう?
 
近藤 主に不動産登記を行う仕事です。隣接した士業に司法書士が存在します。その中で、司法書士が土地や建物の所有権、抵当権、地上権など“権利”に関する登記を行うのに対して、土地家屋調査士は“表示”に関する登記を行います。具体的には、不動産の所在地、その不動産がどこに存在するか、どれぐらいの広さの面積を有するか、どのような用途で利用されているのかなどを明確にして、所有者の代理人となって登記するのが土地家屋調査士の仕事です。
 
畑山 つまり、権利を主張する前段階として、その不動産がどんな形で存在しているのかを明らかにするために土地家屋調査士が存在するわけですね。
 
近藤 その通りです。例えば人でいうと、出生届みたいなものですね。出生届がないとその後の人生において、選挙権が与えられないように、建物の表題登記がないと、その後のいろいろな権利を主張できないのです。
 
畑山 存在しないものとして扱われてしまうんだな。私たちにはあまり馴染みがないけれど、そう聞くとかなり重要なお仕事ですね。
 
近藤 工務店や不動産屋さんから依頼を受けることが多く、一般の方には少し馴染みの薄い職業かもしれませんね(笑)。
 
畑山 一方、測量は私にもわかりやすい仕事です。ただ、何を目的に測量を行っているのかまでは、実はよく知らないんですよ。
 
近藤 目的はお客様の要望によっていくつかに分かれます。その中で言うなら、土地の売買や相続のために面積を把握したい、建物新築のために隣地との境界を明確にしたい、といったものが中心ですね。
 
畑山 測量は緻密な作業が必要でしょうから、やはり作業も大がかりになるのでしょうか?
 
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近藤 境界を明確にする場合は確定測量といって、詳細な測量となるので入念な作業が必要になります。この場合は、隣接している土地の地権者との境界立会を行うので、2~3ヶ月、場合によってはそれ以上かかることもあります。しかし、住宅の建築を予定している、土地の売買を検討しているなど、おおよその面積を把握すればいいケースですと、現況測量といって日数も短く、費用を抑えた測量で対応可能です。
 
畑山 要望に応じてフレキシブルに測量内容を選べるというわけですね。それに加えて近藤代表は研修事業やコーチングも行っているということで、こちらについても紹介していただけますか?
 
近藤 主にコミュニケーション能力向上や意識改革を目的とした研修を行っています。これまでに愛知県土地家屋調査士会や愛知県行政書士会東三河支部などの他、関東や東北、山陽や九州などで活動実績がありますよ。また、これとは別にコーチの活動として、パーソナル・コーチングやチーム・コーチングも行っています。先日は、とある業界の店長クラスを集めてチーム・コーチングを行い、大幅な業績アップを実現することができました。
 
 
 
 

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