B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

炭素の応用開発で半世紀
未来へと続く挑戦!

 

ものづくりが自己表現の一つに

 
glay-s1top.jpg
タージン 大木工藝さんが50年にわたり、常に新たな研究、開発を続けることができた理由は何でしょう?
 
大木 人とのご縁が大きいですね。例えば、25年前に開発に行き詰まったことがありました。そのときもちょうど近くに龍谷大学の理工学部ができたんです。そこで相談に行くと、合成高分子分野で世界的に著名な先生と知り合うことができ、開発を進められたんです。
 
タージン タイミングにも恵まれましたね。研究には十年以上の歳月がかかるものもあると思います。それでも継続して努力できるモチベーションは素晴らしいですよ。
 
大木 自分が気に入ったものに取り組んでいるからじゃないでしょうか。私は若い頃、画家になろうと思った時期もあります。社名に「工藝」と付けたのも、そのためなんです(笑)。画家が自分の作品を世に出したいと思うように、私も自社の製品を社会に広めたいと考えています。そのことが大きなモチベーションになっていますね。
 
タージン なるほど、大木社長にとっては、ものづくりが自己表現の一つになっているんですね。
 
glay-s1top.jpg
大木 そうなんです。もっとも、経営者として採算を取ることも考えなくちゃいけないのですがね。そのあたりは社員に支えてもらっていますよ。
 
タージン これだけ新しいものづくりに取り組んでいらっしゃる会社ですから、社員さんも働いていても楽しそうですよ。
 
大木 実際、「おもしろそうなことをやっているから」と興味を持って入社してくる社員が多いです。入社後は、炭素の知識を求められる点は大変なものの、それでも長く働いてくれる人ばかりですね。私の誕生日会を開いてくれるなど、アットホームな会社ですよ。
 
タージン 家族的な付き合いのある昔ながらの工房という印象ですね。大木社長ご自身も、自分がおもしろいと思うことに情熱を注ぐ、今の時代には珍しいタイプの経営者だと感じました。だからこそ目先の利益だけを追う会社にはない団結力が生まれるんでしょう。創立50周年の節目を迎えたこれからも、活躍を期待していますよ!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
ものをつくり、それが売れて社会に喜ばれる。ものづくりの仕事は、やっぱり楽しいですね!
(大木武彦)
 
 :: 会社概要 :: 
  ■ 社名 株式会社大木工藝
■ 本社 〒520-2114 滋賀県大津市中野3-4-13
■ 事業内容 医療機器製造業/炭素・炭化物製品の研究・開発・製造
■ 設立 平成9年3月
■ 従業員数 18名
■ ホームページ http://ohki-techno.com
 
 
 
 

アーカイブ一覧

分野で選ぶ

バックナンバー

最新記事

話題の記事