B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

農薬も化学肥料も不使用 自然を生かした庭づくり
わくせいサンガエコガーデン 代表 福村祖牛

 
glay-s1top.jpg
インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
畑山 京都市を拠点に造園工事やエクステリア工事を手がける、わくせいサンガエコガーデンの福村祖牛(ふくむら そぎゅう)代表にお話をうかがいます。今日は、左京区の吉田山にある事務所にお邪魔しています。ここに来る際に見かけた、カフェ・茂庵さんの改修工事にも関わったそうですね。
 
福村 はい。現在もメンテナンスを担当しているんですよ。もともとこの地域には茶室やお寺があったものの、戦後は使われなくなりひどくさびれた一帯になっていました。そこを再開発する際、私に声がかかり建物や庭だけでなく道路も整備してきたんです。京都市内を一望できる吉田山は最高の景勝地だと思いませんか?
 
畑山 本当に、素晴らしいロケーションだと思います。荒れ果てていた山にたくさんの人が集まる様子を見ると、福村代表も大きな喜びを感じるのではないでしょうか。では、あらためてわくせいサンガエコガーデンさんの業務内容を詳しく教えてください。
 
福村 個人宅を中心に造園工事や樹木の管理をしているほか、建物の施工を全般的に手がけています。お客様のご要望に応じて柔軟に対応していますよ。造園においては、和風ばかりでなく洋風、東南アジア風など、さまざまなテイストを取り入れています。そのため日頃からさまざまなデザインにアンテナを張り、お客様と丁寧に話し合うことを大切にしているんです。お互いのイメージをすり合わせるため、写真をお見せするのはもちろん、必要であれば参考になる庭園までお連れすることもありますね。
 
glay-s1top.jpg
畑山 「庭は和風でなければ」と決めつけるのではなく、提案の幅が広いのはありがたいですよ。ところで、福村代表のご経歴が気になります。
 
福村 私は20歳のときに出家し、比叡山延暦寺と大徳寺の禅寺で10年間の修行を積みました。寺を出た後も京都の北にある芦生の山奥に籠もり、放置されていた小屋を修理しながら暮らしてきたんです。当然、電気などありません。水は、原生林を流れるきれいな川の恵みを利用させてもらいました。