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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

感情コントロール研修で 人も企業も日本も元気に
エモーション・クララ 代表 倉持英子

 
プロフィール 茨城県出身。公立学校の教師時代に情緒障害児と出会い、その時から「感情コントロール」の実践、研究を始め、生徒とクラスに好影響を及ぼした。その後、経営者となったものの、事業がうまくいかずに廃業。要因分析を行う中で、「感情コントロール」の重要性を痛感する。これまでの経験を活かして各地で「感情コントロール」のセミナーをスタートし、2019年10月に独立。現在はテレワークを通じて、絆づくりや離職率改善に向けた企業研修のほか、教育機関でセミナー活動を実施している。【ホームページ
 
 
 
心理学や脳科学、コーチングの知識を活かして企業や学校などさまざまな舞台で、感情コントロールに関するセミナー、企業研修、コンサルティング事業を展開するエモーション・クララ。代表の倉持英子氏は、「行動はすべて感情に基づいて起きている」と説明する。また、感情はコントロールできるので、自分の感情を自覚的に操れば行動を変えられるという。倉持代表に、感情をコントロールすることの大切さを詳しく解説してもらった。
 
 
 

情緒障害児と接して感情の大切さに気付く

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インタビュアー 山本隆弘(元バレーボール選手)
 
山本 感情コントロールについてのセミナー事業などを手がける、エモーション・クララさん。まず倉持代表のご経歴からお聞かせください。
 
倉持 私は大学卒業後、小学校の教員をしていたんです。ある年に担任になった5年生のクラスに、感情表現の激しい情緒障害を抱える女子生徒がいて、クラス運営に支障が出ていました。それで、何とか彼女の情緒を安定させてあげたいと思って、心理学や脳科学などの勉強をしたんです。その中で、感情をコントロールすることの大事さに気付きました。
 
山本 本人が感情をコントロールできれば、情緒が安定するということですか?
 
倉持 はい。彼女の家庭を何度か訪問して、家庭の事情を知ったうえで、感情コントロール法を実践しました。するとなんと3ヶ月後には教室から脱走したり、カーっとしたりすることなく授業を受けられるようになりました。それだけでなく彼女は、率先してみんなのために動くようになったんです。おかげで教室全体がまとまり、学習に意欲的に取り組む素晴らしいクラスになりました。
 
山本 教室で暴れてしまう生徒がいると、学級崩壊につながる可能性があると聞いたことがあります。倉持代表の尽力で、それが避けられたわけだ。
 
倉持 そう言っていただけると嬉しいです。その後も、父の後を継いで、学校教材販売のお店の経営者となり、何人か従業員を抱えていました。その中での人間関係や、多くの企業との関わりの中で、経営者同士や組織内における、たくさんの人間の感情を観察、研究した結果、いろいろなことがわかってきました。
 
 
 
 

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