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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

社会のインフラと家族を 守り抜く舗装工事会社
株式会社雄夢美 代表取締役 安部雄一郎

 
プロフィール 小学6年生のときに父親を亡くす。15歳で土木工事会社に就職し、父親同然に接してくれた社長のもとで18年間勤め上げた。31歳のときに独立。個人事業として2年間運営をして、33歳で(株)雄夢美を設立した。現在は道路舗装工事を中心に、大規模な公共工事から駐車場、エクステリア工事まで、大小さまざまな現場を手がけている。【ホームページ
 
 
 
道路舗装工事を得意とする株式会社雄夢美(ゆうび)。高速道路や一般道などの敷設・補修などを行い、この国の社会インフラを守っている。そしてもう一つ、同社が守り、大切にしているのが“ファミリー”だ。「在籍する従業員とその家族が、明日も笑ってご飯が食べられるようにしたい」と語る安部雄一郎代表取締役。恩師との出会いや悲しい別れを経て、安部社長がつくりあげたのは、“古き良き昭和”を凝縮したような、義理人情の会社である。
 
 
 

父親同然だった師匠のもとを31歳で卒業

 
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インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
畑山 舗装工事や駐車場工事を手がけている株式会社雄夢美さん。2020年8月で法人化10周年を迎えるそうですね。まず、安部社長の業界での歩みをうかがいましょう。
 
安部 中学時代から現場仕事を手伝っており、15歳で土木工事会社に就職しました。定時制高校に通いながら修業を積み、31歳で独立し、33歳のときに弊社を設立したんです。
 
畑山 31歳まで、18年間も同じ会社に勤めていらしたのですか?
 
安部 はい。その会社の社長がとても尊敬できる方で、小学6年生で父を亡くした私には、まさに父親代わりの存在でしたから。仕事だけでなく、社会のこともたくさん教えてもらいましたね。
 
畑山 そこまで深い信頼関係が構築できていたとなると、独立も苦渋の決断だったことと思います。
 
安部 独立の意思を伝えると、男泣きされましたね(笑)。会社から独立する従業員は私が初めてだったこともあり、卒業生を送り出す先生のような気持ちだったのかもしれません。そこまで思っていただけたことはもちろん、義理人情という、この業界で欠かせないことを身をもって教えていただいたことに、今も深く感謝しています。