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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

空調設備を丁寧に施工!
飲食店の期待に応えたい

 

仲間たちと協力し合い受けた仕事を手伝う

 
矢部 いよいよ、次のステップへと踏み出したのですね!
 
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中村 ところが設計の仕事を希望して入社したのに、実際は現場監督の手伝いや設計の手伝いなどの仕事ばかり任されてしまったんです。やがて、その会社も経営が厳しくなりました。その頃、大工を目指そうと考えていた私は思い切って退社することにしまして。転職先を探しながらアルバイトを続けるうちに、空調設備の工事と出合うことになりました。
 
矢部 ようやく、生涯のお仕事と巡り合うことができたわけですね。
 
中村 そうかもしれませんね。それまで設備の工事についてはよく知らなかったものの、現場を手伝ううちに「この仕事を真剣に学びたい!」と思うようになりました。そこで、とにかく昼も夜もふらふらになるまで現場に出続け、28歳で空調設備工事の会社に就職したんです。その後、2007年に個人事業主として独立し現在に至ります。
 
矢部 中村代表は、2019年現在47歳とお聞きしています。空調工事のプロとして20年、独立して十数年の道のりはどのようなものだったのでしょう。
 
中村 起業したばかりの頃は経営の知識がありませんでした。元請けさんからの支払いが滞ることもあり苦労は多かったですね。ただ、私は元の会社から独立した仲間たちと協力し合い、誰かが受けた工事をお互いに手伝っているので仕事に困ることはありませんでした。今も、そのスタイルを貫いているんですよ。
 
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矢部 信頼できる仲間と協力し合う仕組みは、お仕事も安定するしメリットが多いですよね。それではあらためて、ナカムラ冷熱さんの業務内容を詳しくお聞かせください。
 
中村 個人から法人のお客様まで幅広く対応し、空調設備工事を手がけています。中心となるのは店舗やオフィス、工場などの業務用エアコンや換気ダクトの工事です。特に多いのはファミレスをはじめフランチャイズの飲食店ですね。