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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

解決への道が遠回りでも
依頼者と共に歩く弁護士

 

遠回りでも依頼者と共に歩む弁護士

 
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内山 銀座さいとう法律事務所では、どんな相談に対応してもらえるのでしょう?
 
齋藤 男女関係にまつわるトラブルやセクハラといった諸問題をはじめ、債権回収や企業法務、詐欺被害、刑事事件、不動産、債務整理などに対応しています。中でも多いのは不倫や離婚などの男女間の問題ですね。慰謝料の請求や親権争いなど、常時約100件の事案を担当しています。こうした問題は、依頼者の方が一人で悩みを抱え込んでしまうケースが多いんです。どんなに優秀な方でも、自分自身の抱えている問題に対する適切な答えは自分ではわからないものです。
 
内山 人の感情という、いわば計算できないものを扱う分野というわけだ。もともとそのような相談を受けることにご興味があったんですか?
 
齋藤 いえ。本来、私は物事を理屈で整理することが好きなんです。ですから、自分の得意分野とはまったく対極にある分野を扱っていると思いますよ(笑)。でも、対極だからこそやりがいがありますね。理屈で最初から結果を決めてかかることなく、臨機応変に対応する必要があるので、仕事を通じて広い視野で問題を捉えられるんですよ。
 
内山 問題を抱えている当事者は悩みばかりが募って、視野が狭まりがちですよね。そこで、齋藤代表の視点から冷静な意見をもらえるのは嬉しいと思いますよ。頼りにする人も多いわけだ!
 
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齋藤 ありがとうございます。とはいえ、弁護士になった当初は「自分を頼ってくれる人なんているのかな」と疑問でした。だからこそ、実際に多くの方が一人で悩みを抱え、救いの手を求めている現状を肌で感じる現在は、その方々の力になりたいという使命感のようなものはあります。自分が得た法の知識、当たり前と思っているものが、役立てられるのは意外でもありましたね。
 
内山 依頼者を思う気持ちが伝わってきます。理屈だけで仕事をするのではなく、人情を見ているんですね。
 
齋藤 例えば、「この主張だけはどうしても相手に伝えたい」と依頼者が強く思っていることは、状況がどうであれ、その思いを優先しますね。なぜなら訴訟は、単に物事に白黒をつけるためだけでなく、依頼者にとっては相手に自分の考えを伝えるための千載一遇のチャンスなんです。だからと言って訴訟に負けても良いと考えているわけではないですよ。任せていただいた依頼は、全力で遂行します。
 
内山 依頼者のためにあえて理屈を捨てることも辞さないわけだ。たとえ、目的地まで遠回りになったとしても、一緒に歩いてくれる弁護士の存在は、本当に心強いですよ。