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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

鮮魚の買い付けに革命を 
世界に日本の魚を届ける

 

自然体の仕事で「ありがとう」が連鎖する

 
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鶴久 諏訪社長の取り組みは実にユニークで、まさに水産業界におけるIT革命と言えますね。ところで、Guntzというインパクトのある社名の由来が気になります。ぜひ、教えていただけますか。
 
諏訪 私は高校でサッカーをしていた頃、フィジカルが強いのが長所だったんです。それで先輩たちから「がん強い」を縮めて「がんつ」と呼ばれていたんですよ。魚市場の中でも気持ちも含め強くありたいと思い、当時のあだ名を社名にしました。それに、「〇〇水産」という社名が多い魚市場の中で、この名前は目立ちますからね。
 
鶴久 諏訪社長ならではの発想と行動力が、社名にも表れているようですよ。それでは、諏訪社長がお仕事の中で感じる喜びをお聞かせください。
 
諏訪 この仕事は、自分が知らないことを知っている人に出会う喜びがありますね。この業界では私はまだまだ若手です。魚のことを教えてくださったり、事業に協力してくださったりする方が周囲にたくさんいるので、日々新しい情報を得られるのが、最大のやりがいなんですよ。私は本当に人に恵まれていると思いますね。
 
鶴久 一から十まで、何でも知っている人はこの世にいませんよね。私も曲づくりでは自分にないものや、自分以上のものを持っている人と出会い、互いに協力しながら取り組むことが一番の喜びなんですよ。だから、諏訪社長のお話はとてもよくわかりますね。
 
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諏訪 それに私は、自然体で仕事をするよう意識しているんです。「おはようございます」や「ありがとうございます」と、コミュニケーションの基本となるあいさつは決して欠かさず、相手と丁寧に接することは人の根幹だと考えています。そうしていれば、必ず「ありがとう」が連鎖していくんですよ。
 
鶴久 「ありがとう」の連鎖か。素敵なお考えですね。魚に賭ける情熱と、人に感謝する心をお持ちの諏訪社長こそが、Guntzさんの一番の強みだとよくわかります! それでは最後に、将来の目標を力強くお聞かせください。
 
諏訪 今後は、まず1年目で社員教育を充実させ、私自身もさらに勉強を重ねて、「魚図鑑」の開発も進めます。そして、弊社の基礎を固めたのちに、2年目でお客様のご要望に何でもお応えできるシステムを完成させたいですね。そして、3年目には国土が小さく、日本の会社からも末端のお客様に商品を届けられるシンガポールへ、4年目はシンガポールで築いた人脈を活かし中国へ。さらに5年目にはタイに進出するなどして、世界中に日本のおいしい魚を輸出したいと思います!
 
鶴久 素晴らしいですね! ぜひ今後もITの進化とともに、人とのつながりを大切にして、世界中へ日本のおいしい魚を届けてほしいと思います。頑張ってくださいね!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
自分の知らないものを知る。そして、知らないものを知っている人に出会うことですね。
(諏訪孝弥)
 
 :: 会社概要 :: 
  ■ 社名 Guntz株式会社
■ 本社 〒141-0022 東京都品川区東五反田2-10-1-4212
■ 事業内容 水産流通コンサルティング
■ 設立 平成29年10月
■ 従業員数 5名
■ ホームページ http://fish-collection.com/