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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

国民総カラオケ社会で
老後を人生のご褒美に

 

人生のご褒美としての余生を過ごすために

 
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宇野会長の著書『カラオケ道楽の勧め』
宇野 2019年5月、ポーランドで開かれたWHOの世界会議で、先進国の多くが健康寿命の延伸にカラオケを導入しようとしていることが話されました。
 
川上 宇野会長がこれまでやってきたことが、世界でも認められてきているんですね! それにしても、日本と比べて、なぜそれほどスムーズに受け入れられるのでしょう?
 
宇野 日本でのカラオケは、いまだにお酒とセットのようなイメージが根強いんですよ。「銀の夢」のお客様にも、「近所の人から毎日遊んでいるように見られるのが嫌なので、あえて自宅近くの店には行かないようにしている」とおっしゃる方がいます。娯楽の印象が強く、カラオケを健康ツールと考えられる人は、まだまだ少数ですね。
 
川上 そのイメージの変革を起こすのが、カラオケハウスなんですね。
 
宇野 はい。健康寿命延伸のお店であると示す認定評価マークを貼るなど、さまざまな工夫に取り組んでいます。カラオケが娯楽からライフワークとして定着すれば、日本の高齢者は明るく元気になっていくはずです。そうすれば、老後という言葉も、人生のご褒美としての余生という本来の意味合いを持ち始めるでしょう。私はこうした考えを啓蒙し、国民総カラオケ社会の創生を目指すべく、『カラオケ道楽の勧め』という著書も出版しました。カラオケのイメージを覆すためにも、多くの方に読んでいただきたいですね。
 
川上 「人生のご褒美としての余生」って、とても素敵な考えだと思います。
 
宇野 また、カラオケハウスはカラオケ業界の再生につながるとも考えているんですよ。かつてはカラオケを設置するスナックが全国に三十数万店もあり、カラオケボックスも盛況でした。しかし、現在はスナックも閉店が続き、カラオケボックスも2018年に業界大手が撤退するなど、変革期に来ています。
 
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川上 レジャーとしては縮小傾向にある業界を、健康の分野から活性化させるわけですね。そうなると新たな事業の担い手も必要なのでは。カラオケハウスの運営には、どんな方が適しているのでしょう?
 
宇野 定年退職を迎えてもなお働きたい、世の中の役に立ちたいと考えている方にぴったりだと思います。というのも、お客様はご高齢の方が対象なので、スタッフも人生経験を積んでいるほうが、コミュニケーションを円滑に進められるんです。また、小規模店舗がベースなので、そこまでマンパワーも必要としません。
 
川上 老後の資金問題のクリアにもつながりそう。「ぜひやりたい!」という人も多いと思います。
 
宇野 「銀の夢」は、フランチャイズ加盟金10万円、保証金10万円、開業後のロイヤリティは毎月定額1万5000円という我ながら驚きの価格設定でフランチャイズ展開しています。おかげで、すでに100件以上のお問い合わせをいただいていますよ。